• かわべクリニック
    • 在宅療養支援診療所

      医療法人綾正会かわべクリニック

      内科・緩和ケア内科・呼吸器内科

  • 〒577-0843 東大阪市荒川3丁目5番6号 MMビル203

    TEL : 06-4309-8119FAX:06-4309-8118

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世のため人のためを考える 〜ソーシャル企業認証(S認証)を受けました!〜

このたび、かわべクリニックおよび東大阪プロジェクトは、「ソーシャル企業認証(S認証)」を受けました。


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ソーシャル企業認証制度 S認証とは
ESG経営や社会課題の解決を目指す企業に対し、経営方針や事業内容、社会的インパクトなどを基準に、評価・認証を行う制度です。企業活動の社会的インパクトをみえる化し、社会課題に取り組む地域企業の成長を支えることで、地域社会におけるソーシャルマインドの醸成及び持続可能な地域社会の実現を目指します。また、認証制度を軸とした企業・消費者のエコシステムを構築し、地域経済の持続的成長に繋げます。

評価・認証結果について
「経営方針」「世のため人のために取り組むこと」「地域社会や地域の人々に与える影響」など、企業理念や企業活動、企業活動の成果、社会的に影響を与えた内容等に基づいて評価が行われます。評価・認証結果は、ソーシャル認定企業の公表やソーシャル認定企業のコミュニティ形成などへの活用も視野に入れられています。
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この制度を申請し認証を受けるにあたり、クリニックの開院から現在、そして東大阪プロジェクトを含めた未来に向けて考える良い機会になりました。

申請書に記載した内容をもとに、ここで少し振り返ってみます。どうぞお付き合いください。

当クリニックの理念など
企業理念及び事業において大切にしていること
がんと付き合う患者さまが抱く、“最期は自宅で”という思いを支援し、病院と同じような療養生活が送れるように医療サポートさせていただきます。
また、患者さまだけでなくご家族の抱える不安の対応や、後悔のないように患者さまやご家族が無理なく介護できるようなサポートも行っていきます。
最期まで笑顔を絶やさず、心の通う医療を行います。

事業内容について(企業の歴史なども含めて)
理事長である川邉正和は、大阪赤十字病院に呼吸器外科医として勤務し、2015年に在宅医療支援「かわべクリニック」を開院しました。
病院で経験した入院患者さまの「最期は自宅で」「自宅に帰りたいと思った時が退院する時」という希望をかなえるため、少しでも役立てればという思いが、開院のきっかけとなりました。

看護師である川邉綾香は、大阪赤十字病院でがん患者さまの看護を行う一方で、緩和ケアを中心としたがん終末期治療の看護を学びました。
「がんと診断された時からの緩和ケア」をと言われていますが、急性期病院ではがんに対する積極的な医療を行うことが第一優先のようになっている状況にありました。
患者さまの希望、段階に合わせた治療・ケア、療養ができるように援助させていただきたいと思うようになり、川邉正和と共に在宅医療の道に進む決意をしました。

がんと診断された時から緩和ケアは始まります。かわべクリニックでは、その人が望む生活やその人らしさの実現を目指したケアができるように努めています。
2019年には、朝日放送キャストにて在宅訪問診療の密着取材を受けたこともあり、往診対象エリア内外から多くの依頼を受けるようになっています。
当クリニックでは、がんの緩和ケアに特化しており、がん性疼痛管理や症状緩和、その他、経管栄養・中心静脈カテーテルの管理・在宅酸素の管理・人工肛門の管理などを行っています。
2020年は新型コロナ感染症流行に伴い、在宅での看取りを希望される方が増え、年間で94名の方をご自宅でお看取りさせていただきました。

社会課題解決に向けた取組
●地域・社会
解決する社会課題:地域資源の活用
具体的行動内容:地域包括ケアシステムの充足
● 医療・福祉
解決する社会課題:地域資源の活用
具体的行動内容:特化型医療の提供

“世のため人のため”に実践していること
解決しようとする社会課題とそれに取り組むきっかけや動機
これからの日本には「多死時代」が訪れます。
特に団塊の世代がすべて後期高齢者を迎える2025年には、年間に150万人が亡くなることが推定されています。
今まで病院で最期を迎えていた人達が病院で最期を迎えることが難しい時代が来ることを想定し、地域包括ケアシステムがうたわれてきました。
しかし、ひとつのクリニックで出来る事は限られます。
そこで患者さまを中心に医療、介護の両面を把握できる、看護師を主体としたフラットな在宅チームを地域で作ることが必要だと、私たちは考えました。
そのチームには、医療・介護職に限定せず、多職種、つまり文字通りひとつでも多くの職種が関わること、そのようなシステムの構築を目指しています。
このシステムの構築のため、2018年から「出会うことで人が動き出しともに未来を変える〜穏やかなエンディングを〜」をクレドとした「東大阪プロジェクト」を立ち上げ、司法書士である福村雄一先生を代表とし、活動を行なっています。

●東大阪プロジェクトとは
東大阪プロジェクトとは、患者さまを中心に医療、介護の両面を把握できる看護師を主体としたフラットな在宅チームを地域で作ることを目的とし、その輪は医療・介護職に限定せず、多職種、つまり文字通りひとつでも多くの職種が関わるシステムの構築を目指すプロジェクトです。
そのための旗印・クレドとして、「出会うことで人が動き出しともに未来を変える〜穏やかなエンディングを〜」を掲げています。
私たちがはじめに取り組んだことは、開催する研修会を出来る限り全ての職種が参加できるようにしたことです。
これは医療職向けだから、介護職向けだからといった境は、患者さま、ご家族さまにはありません。
医療職は介護のことを学び、介護職は医療のことを学ぶ。
すると、なぜ医療職がそのように考えたのか、介護職がそのような行動をとったのかなどが理解できるようになります。
また同じ研修会に参加することで顔の見える関係性を自然と築くことができます。
何より分かり合える部分が増え、結果的に患者さま、ご家族さまにとって大きなメリットとなります。
つまり東大阪プロジェクトの研修会に参加することが、大きな出会いとなり、次の一歩へと動き出して一緒になって未来を変えていくことに繋がっていきます。

東大阪プロジェクトでは、以下の3つを軸に活動を行っています。

1)今、まさに必要な世代のために「エンドオブライフ・ケア研修」
今後多死社会を迎える日本では、病院で最期を迎えることが当然のことではなくなり、自宅や介護施設で最期を迎えることは増えてきます。
となると、死というものが病院内だけのものではなくなります。
現在の状況で、果たして人生の最終段階を迎えた人、死を前にした人に私たちは何ができるでしょうか。
安易な励ましは通用しません。
これからの時代に必要とされる看取りの対応について、誠実に対応できるようになるための研修会が、「エンドオブライフ・ケア研修」になります。
参照:エンドオブライフ・ケア協会

2)これから必要ないしはひとつ上の世代を介護する世代のために
「アドバンス・ケア・プランニング研修(縁起でもない話をしよう会)」。

自分自身や家族が医療・介護を受けたことがきっかけで地域包括ケアシステムを知り、医療、介護について学び、考える人がほとんどです。
そのため当事者になって初めて、すぐに多くのことを決めなければならなくなるため、「もっと早くから考えておけばよかった」と後悔する人も多くいます。
自分の想いはあなたの大切な人に伝わっていますか。
何かのきっかけがあると、それを元に大切な人に話をすることができるかもしれません。
そのきっかけのひとつがこの「縁起でもない話をしよう会」です。
これは毎回、話題提供を行い、その話題を元に数名のグループに分かれ、自由に語ってもらう会です。
たとえば、「あなたは人生の最後に何を食べたいですか?」という問いを立てると、その食べたいものへの想いから、人生を振り返り、時には感謝の気持ちを思い起こす人もいます。
またこの先どのように生きていきたいかを考えるきっかけにもなります。
アドバンス・ケア・プランニングというと、「心肺蘇生しますか、人工呼吸器を装着しますか」などといった医療側からの一方的な問いになりがちです。
ここで話し合うのは、そのような医療的なことではなく、自分自身の死について普段からどのように考えているのかを大切な人と共有しておくこと、つまり縁起でもないけれど、大切な話です。

3)次世代(子どもたち)のために「いのちの授業」。
コロナ禍となる前は、小学校高学年の児童に90分ひとコマで授業を行なっていました。
現在はオンラインで行なっています。
これは単に、いのちの大切さを頭で理解するためのものではありません。
決して平坦ではないこれからの人生を生きて行く私たち一人ひとりが、解決困難な苦しみを抱えたときに、具体的な行動として何ができるか。
それぞれの立場で感じ、考える授業です。
こちらもエンドオブライフ・ケア協会の「折れない心を育てるいのちの授業プロジェクト」の一環として行なっています。

東大阪プロジェクトは、クリニック単体では何もできません。これらの活動を通して、「出会うことで人が動き出し、共に未来を変える~穏やかなエンディングみんなで~」という世界観に共感してもらえる仲間を増やしています。
人が集う場所や人が集う機会を作り、共通の目的に繋がる問いを立て、そこで出会った人同士が共感のもとに動き出し、解決に向かうことを目標とし、日々活動を続けています。

●東大阪プロジェクトの先にあるビジョンについて
医療職、介護職だけでなく、関連産業すべてが関われる「HOPE(Higashi Osaka Project + Enjoy/Enter)」という法人の設立を目指しています。
高齢者を例にあげたとしても、いろいろなニーズがあります。
まだ動けるうちに楽しみつくしたいといった想いに対して、旅行サービス業、宿泊業などが関わります。
思い残すことのないよう、穏やかに過ごしたいといった想いに対して、衣食住の充実が求められ、食事デリバリー業、エンターテインメント鑑賞業などが関わります。
自分らしく、尊厳ある最期を迎えたいといった想いに対して、信託銀行が行う遺言信託、遺品整理業、葬儀プランニング業などが関わります。
まだまだ進んでいない医療介護系以外の「生ききる」関連産業との、スムーズな連携を行なっていきたいと考えています。

◉今後の講演会・研修会・学習会
▶︎第17回ELC東大阪学習会 2021年9月30日
▶︎縁起でもない話をしよう会・第10回 東大阪プロジェクト 2021年10月9日
▶︎第18回ELC東大阪学習会 2021年10月21日
▶︎栄養×緩和ケア講演会・第12回東大阪PJ(大塚製薬工場共催)2021年10月30日
[申し込み] https://88auto.biz/higashiosaka/touroku/entryform7.htm
▶︎排泄×緩和ケア講演会・第13回東大阪PJ(EAファーマ共催)2021年11月13日
[申し込み] https://88auto.biz/higashiosaka/registp/entryform8.htm
▶︎第5回ACP×司法書士 2021年11月20日
▶︎第3回在宅医療学会(シンポジウム)2021年11月28日
・医療介護の枠組みを超えた実効性のある多職種連携の構築とその活動について(福村雄一)
・緩和ケアの真髄を目指した地域医療と多職種連携のネットワークづくり(北村愛美)
・すべてをコーディネートできる看護師の育成(川邉綾香)
▶︎皮膚ケア緩和ケア講演会・第14回東大阪PJ(マルホ共催)2021年12月18日
[申し込み] https://88auto.biz/higashiosaka/touroku/entryform4.htm

これからも自分に問い、考え、実践し続けていきます。
今後ともご支援のほど、お願いいたします。

【看取りの報告書】AMさまのこと

クリニックでは、患者さまが最期の時間を過ごされたご様子を「看取りの報告書」としてまとめています。

今までかわべクリニックがお見送りをした患者さまの「看取りの報告書」を、担当看護師の思い出と共にご紹介していきたいと思います。

AMさまのこと
「覚悟はできている!」でも、心配や不安がたくさんある。
それでも親父が家に帰りたいと言うならば…
~家族の“覚悟”を支え続けるケアとは~

いつもお世話になっております。
AMさまについてご報告させていただきます。

昨年末に退院したAMさまは、穏やかな表情で自宅に戻って来られたことを大変喜ばれている様子でした。
一方で、ご長男さまは病院でも発言されていたように「覚悟はせなあかん」と言いつつも不安な表情であったため、段階を追って説明が必要と判断しました。
状態として残された時間は少ないこと、午前は医師診察、午後は訪問看護師など、1日に2回介入が出来るように調整を行いながら、刻々と変わる状態を説明いたしました。

退院後3日目より飲水、食事ともに摂取量が著しく減少。
予後は厳しいと予測されたのですが、点滴などの医療処置は行わず、自然な形で過ごすことが身体への負担は少ないことを説明。
有難いことに、無事お正月を過ごすことができました。

息子さま・娘さまご家族が大勢集まり、みなが鍋を囲んでいる姿を眺めるAMさま。
「食べられないけど、見ているだけでええねん」と優しい表情でおっしゃっていたことが思い出されます。

最期の日までほぼ毎日訪問し、ご家族のケアを中心に行いました。
そして退院後2週間、ご家族に見守られる中、安らかに永眠されました。

ご長男さまより、
「最期の時は夜中の3時から順番に一人ひとりと手を握り、話はしなかったものの、頷いているような感じでお別れの挨拶をしていました。
孫が学生寮から先ほど帰ってきて、きちんとお別れをしました。
それが終わった後、大きな息をしたかと思ったら、それが最後の呼吸となりました。
父は気丈な人で、痛みにも強く、非常に穏やかな最期でした。
先生方や訪問看護師さんに出会えてよかったです」
とお言葉をいただきました。

この度はご紹介ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。

[ケアを振り返って]
“覚悟”という言葉は、「苦労・危険・困難などを予想して、それを受け止める意志を固めること」や「つらいこと・厳しい結果を避けられないものと考えて諦めること」を意味しています。

もうすぐ訪れるであろう、父との永遠の別れに対して、「覚悟はできている!」とご長男さまはおっしゃいました。
でも、それほど簡単には“覚悟”できないものだと、私たちは思っています。
なぜなら、人の気持ちは揺れ動くからです。

私たち医療者はお看取りする上での心構えを持ち合わせていますが、ご家族にとっては初めての経験である可能性は高いです。
患者さまの中には、「死ぬ覚悟はできている。怖いものはない。」と言う方もいらっしゃいます。
もちろん、信じられる支えによって、のような気持ちになる方はいらっしゃるでしょう。
でも多くの方は、心穏やかな日もあれば、穏やかでない日もあります。
人の心は揺れ動きます。
その揺れ動きに合わせたケアを行う必要があります。

そのケアとは、何か?
これから起こるであろう出来事の説明であったり、ただ苦しみを聴くだけかもしれない、労いの言葉をかけるだけでいいかもしれない。
その時のご家族の苦しみをキャッチして、解決できることは解決に努めましょう。

大切な人を失う悲しさは、その人にしかわかりません。
私たちは決して理解しなくてもいいのです。
理解者になればよいのです。
そのために、ご家族の苦しみを丁寧に聴き、支え、向き合う覚悟が必要です。
そうすることが、家族の絆によって永遠の別れを、良き想い出に変える力となります。

【栄養ケア緩和ケア講演会(東大阪PJ)・大塚製薬工場主催】
お申し込み:https://88auto.biz/higashiosaka/touroku/entryform7.htm

〇〇×緩和ケアの第2弾!
今回のテーマは「栄養」。
大塚製薬工場(株)主催のもと開催に!

日時:令和3年10月30日(土)18:00~20:00(17:45開場)
定員:オンライン 500名
対象:医療や介護に関わる職種であればどなたさまでも(地域制限はありません)
話題提供:栄養・緩和ケア
・18時00分~18時40分
「栄養ケアをつなげる一助に〜訪問看護師と管理栄養士協働のポイント〜」
栄養ケアサポートLINKのぼりと 管理栄養士 花本 美奈子 先生
・18時40分~19時10分
「在宅医療における栄養ケアへの取り組みについて」
協和訪問看護ステーション訪問看護師 畑中恵子 先生
・20時10分から20時50分
「ちょっぴりホットな緩和ケア〜皆さん、「心に栄養」足りていますか?」
かわべクリニック 看護師 川邉綾香

※クリックすると拡大表示されます。

【排泄ケア緩和ケア講演会(東大阪PJ)・EAファーマ主催】
お申し込み:https://88auto.biz/higashiosaka/registp/entryform8.htm

〇〇×緩和ケアの第3弾!
今回のテーマは「排泄」。
〜当たり前のことを気づかせてくれる勉強会〜
EAファーマ(株)担当者の熱い想いとともに開催!

日時:令和3年11月13日(土)18:00~20:00(17:45開場)
定員:オンライン 500名
対象:医療や介護に関わる職種であればどなたさまでも(地域制限はありません)
話題提供:排泄・緩和ケア
・18時05分~19時00分
「ひとりひとりに合わせた排泄ケア〜コンチネンスケア〜」
日本コンチネンスケア協会 名誉会長 西村かおる先生
・19時00分~19時50分
「ちょっぴりホットな緩和ケア〜あなたの大切にしている尊厳は何ですか?」
かわべクリニック 看護師 川邉綾香先生

※クリックすると拡大表示されます。

【皮膚ケア緩和ケア講演会2(東大阪PJ)・マルホ主催】
お申し込み:https://88auto.biz/higashiosaka/touroku/entryform4.htm

お待たせしました!
5月に開催しました皮膚ケア緩和ケア講演会。
好評につき、第2弾を企画しました!

日時:令和3年12月18日(土)18:00~20:00
定員:オンライン 500名
対象:どなたさまでも(地域制限はありません)
話題提供:皮膚ケア・緩和ケア
・18時05分~19時00分
皮膚科医が伝えたい!ちょこっと残念な褥瘡ケア おかわり
札幌皮膚科クリニック 院長 安部正敏 先生
・19時00分~19時50分
訪問看護師が伝えたい!ちょこっとホットな緩和ケア more
かわべクリニック 看護師 川邉綾香

※クリックすると拡大表示されます。

【看取りの報告書 バックナンバー】
・ALさまのこと
・AKさまのこと
・AJさまのこと
・AIさまのこと
・AHさまのこと
・AGさまのこと
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開院6周年を迎えて

こんにちは。
看護師の川邉綾香です。

2015年9月に開院したかわべクリニックも、この9月で開院6周年を迎えました。
「もう6年か」という思いもあり、「まだ6年だ」という感慨もあり。
今までのことを、少しだけ振り返ってみたいと思います。

この一年間で劇的に変わったことは、コロナウイルス感染症の拡大です。
私たちの生活だけでなく、医療のあり方も大きく変わりました。

今までなら入院中の面会が可能でしたが、コロナウイルス感染症拡大に伴い、面会が制限されました。
最期の時でさえ、人数制限、時間制限が設けられる事態にまでなりました。
このことが、皆様が「最期の時をどのように過ごしたいのか」を考える大きなきっかけになりました。
そして在宅医療の存在を知り、最期を在宅で過ごしたいと願い、在宅での看取りを選択される方が増えました。
その思いに応えるために、私たちは感染対策を徹底し、終末期の時間を出来るだけ安心して過ごしていただけるような落ち着いた医療を心がけました。

この一年間に新たに出逢った患者さまは、120名。
自宅でお看取りさせていただいた方が100名、自宅以外の方が20名でした。
2019年には自宅でのお看取りが70名、自宅以外の方が30名でしたので、やはり多くの方がご自宅で最期の時を過ごされたことがわかります。

今まで当たり前を思っていた事が、当たり前ではなくなった現在。
でも、本質は何も変わりません。
自宅でも病院と同じ医療、緩和ケアが受けられます。
そのために私たちは、歩みを止めず、前に進みます。

そのために、今という状況下で自分に何ができるのか。
そのひとつが、研修会・講演会のオンライン化の促進です。
今までのように集合する形式での実施は難しいものの、流行が終息するまで待機していると学びの機会が減少し、ゆくゆくは患者さまにとって不利益となります。

オンライン化によって、5月に開催した皮膚ケア緩和ケア講演会は、400名もの皆さまがご参加。。
現地に来ていただく必要がなくなったこともあり、日本各地からご参加いただけるようになりました。
またご講演いただく講師の先生も移動のお手間が掛からなくなり、色々な先生にお声かけできるようになりました。
この9月からは、月に1回のペースで「〇〇 × 緩和ケア」をテーマに講演会を開催していきます。

<2020/9から2021/8までの講演一覧>
▶︎第8回日常診療経験交流会(学会発表)2021年7月11日(日)
出会い、動き、そして未来を変える〜穏やかなエンディングを〜

▶︎藍野大学看護学部(講義) 2021年7月2日(金)
在宅看取りの支援 在宅看護における終末期ケア

▶︎エンド・オブ・ライフケア<日総研> 2021年5月20日発行
在宅におけるエンド・オブ・ライフケアの実践【診療所編】
どのような状況であったとしても、願いを叶える
https://www.nissoken.com/jyohoshi/el/contents/26.html 

▶︎皮膚ケア緩和ケア講演会・第6回東大阪PJ (マルホ共催)2021年5月8日(土)
訪問看護師が伝えたい!ちょっぴりホットな緩和ケア
https://www.kawabe.clinic/wp/2021/08/13/01-155/

▶︎青年司法書士協議会(新潟)(講演)  2021年4月10日(土)
〜大切なものを守るために〜 繋ぐいのち、穏やかなエンディングをみんなで
https://www.kawabe.clinic/wp/2021/04/28/01-141/

▶︎いのちの授業 大阪市立平野小学校5年生  2021年3月10日(水)

▶︎第8回多職種連携研修会全体会(東大阪市)(発表)  2021年2月27日(土)
新型コロナウイルス感染症の余波〜病院・在宅 自由に選ぶことのできない看取り場所〜
https://www.kawabe.clinic/wp/2021/03/10/01-135/

▶︎エンド・オブ・ライフケア<日総研> 2021年1月20日発行
看護師主体のチーム医療で、“最期まで自宅で”の願いをかなえる

▶︎監督人協会(司法書士対象)(講演)  2020年12月21日(月)
〜大切なものを守るために〜 繋ぐいのち、穏やかなエンディングをみんなで

▶︎第4回在宅褥瘡ケアセミナー(Smith & Nephew)  2020年11月28日(土)
https://www.kawabe.clinic/wp/2020/12/03/01-123/

▶︎いい風土デザインプロジェクト(講演)   2020年11月20日(金)
〜終末期在宅医療の常識へのチャレンジ〜コロナ禍においても、その状況を乗越えるのは、 自分たちの存在意義を問い直し続けること
https://www.kawabe.clinic/wp/2020/11/26/01-122/

▶︎社内研修(マルホ株式会社)(講演)  2020年10月9日(金)
最期は自宅で迎えたい 在宅医療のあり方(現在そして未来) 〜看護師主体の医療を進める
かわべクリニックの取り組み〜
https://www.kawabe.clinic/wp/2020/10/14/01-116/

▶︎第9回ELC東大阪研修会(講義)  2020年9月24日(木)
多職種で行うエンドオブライフ・ケア研修 苦しむ人へ関わるための“聴く力” 〜反復・沈黙・問いかけ、そして支えるために〜

<2021/9から2021/12までの講演予定>
▶︎社内研修会(フクダライフテック関西)2021年9月9日

▶︎痛み×緩和ケア講演会・第11回東大阪PJ(ファイザー共催)2021年9月18日
https://www.facebook.com/events/4114110318704584 
[申し込み] https://bit.ly/3BRNhXw

▶︎日本エンドオブライフケア学会・共催セミナー(マルホ)2021年9月19日
http://www.convention-w.jp/eolcconf2021/

▶︎栄養×緩和ケア講演会・第12回東大阪PJ(大塚製薬工場共催)2021年10月30日

▶︎排泄×緩和ケア講演会・第13回東大阪PJ(EAファーマ共催)2021年11月13日

▶︎第3回在宅医療学会(シンポジウム)2021年11月28日
https://procomu.jp/zaitakurengo2021/index.html

▶︎皮膚ケア緩和ケア講演会・第14回東大阪PJ(マルホ共催)2021年12月18日
https://www.facebook.com/events/554096039161704
[申し込み] https://88auto.biz/higashiosaka/touroku/entryform4.htm

そして、雑誌とWEBでの連載が始まります。

・エンド・オブ・ライフケア雑誌
冬号(1月号)(2022年1月20日)から4回にわたり、「看取りの報告書~患者様は最期の時間をこう過ごされました…(仮)」連載を予定。

・情報誌「エンド・オブ・ライフケア」
2022年1月11日配信号から隔月で6回にわたり、「エンド・オブ・ライフケアにかかわる訪問看護師に求められるスキル~できる看護師を目指すあなたへ~」連載を予定。

是非、お買い求めください(笑)。

苦しい時にこそ、自分を見つめ自分がすべき事、自分が得意とする事は何かをしっかりと考え、行動に移すことが大切です。助け合い、励まし合い、チーム一丸となってケアの原点を支えること、また、私自身を支えられていること実感した一年でした。

これからの1年も、患者さまにとって
こころ落ち着く場所で
こころ安らかに
こころ思うままに
こころを込めてサポートする
を実現のために、在宅チーム一丸となって患者さま・ご家族さまの支えとなりたいです!

第15回・第16回ELC東大阪学習会(オンライン)を開催しました。

東大阪プロジェクトでは定期的に研修会を開催しています。
このの研修会の特徴は「職種を問わず誰でも参加ができること」。
特にエンドオブライフ・ケア研修を様々な職種の方とご一緒できることは、その職種のことも知ることができ、貴重な経験になります。

また、ELC東大阪学習会は参加者を15名程度に限定し、「小ささ」にこだわっています。
ひとつのグループに経験豊かなファシリテーターを配置し、気軽に聴けるような雰囲気作りを大切にしていているため、非医療職の方に人気の研修会となっています。

第15回・第16回ELC東大阪学習会(オンライン)では、話し方、声のトーン、スライドと、どれをとっても好評をいただいている八尾徳洲会総合病院緩和ケア特定認定看護師 松本静香さん(ELCファシリテーター)に、2回に渡り講師を務めていただきました。

テーマは、
第15回が、多職種で行うエンドオブライフ・ケア研修~反復・沈黙~
第16回が、多職種で行うエンドオブライフ・ケア研修~問いかけ~

多職種連携での対応から1対1の対応まで、誰にでもできる具体的な対人援助法を事例やロールプレイを通じて学びました。
参加者は各回ともに20名。オンラインが一般化した昨今、全国各地から参加いただくことができました。
続々と新しい方が参加してくださっており、Facebookで告知するとすぐに満席になるのが悩みの種です。




※クリックするとすべてのスライドがPDFでご覧いただけます。


※クリックするとすべてのスライドがPDFでご覧いただけます。

学習会終了後、以下のようなコメントをいただきました。

・落ち着いたトーンでなぜこの学習会が大切なのか経験からスタートした流れが良かった。
・ブレイクアウト時のファシリテーターの熱量が伝わって真剣度が増した。
・ロールプレイで実践することで反復、沈黙、問いかけを意識して患者さんに関わりたいです。講義も実際の体験なども聞けてわかりやすくてよかったです。
・毎回、新しい学びがあります。グループワークが新しい交流の場のような気がして、それはそれで心地よい時間になっています。これもニューノーマルなのでしょう。
・反復、沈黙の大事さの振り返りを教えてもらった上でのロールプレイは、講義だけでは得られない体験や実感を得ることができて本当に勉強になりました。エンドオブライフケアについてまだまだ未熟な私でも、ロールプレイを通してこれでよかったんだと思えたり、アドバイスをいただいたりみなさんの体験を共有することで倍以上の体験をした気になって少し自信につながりそうです。
・「反復・沈黙・問いかけ」日常生活の中でも活用できるコミュニケーション・信頼構築に役立つ大切な手法。
・ロールプレイは苦手意識持っていたので、緊張していましたが、今回は反復による安心感を感じられて、収穫ありました。
・いつも丁寧に講義内容も決められていて、とても凄いなぁと思っています。ELC 初心者 ですが、皆さんがとても親切で、心が暖かくなります!講師の方もファシリテーターの方も 司会進行していただいた福村先生もありがとうございました。
・ソーシャルワーカーやスクールカウンセラー、コミュニケーター、エデュケーターなど、対話力や傾聴力を医療の世界以外で発揮している方々の事 例や技術共有なども、幅広い職種の方々には役立つのではないかと思いました。

また、下記のような建設的なご意見もいただけました。

・もう少し開催時間が遅くなると助かります。検討お願いします

ご参加いただいた方、協力してくれたスタッフ、みなさま本当にありがとうございます。
コロナ禍でも歩みを止めず、明日からの実践につながるリアルな研修となるよう、今後も工夫を重ね、より充実した学習会の開催を目指してまいります。
今後も、多くの方のご参加をお待ちしています。

【エンドオブライフ・ケア研修会のお知らせ】
10月、11月に開催するELC東大阪学習会はすでに満席のため、募集は終了しております。

【痛み×緩和ケア講演会・第11回(オンライン)】
お申し込み:https://bit.ly/3BRNhXw
※ご注意ください
上記より「申し込み」および「ファイザープロへの会員登録」が必須です。
「介護関係者」の方は、「その他の医療関係者」をお選びください。

日時:令和3年9月18日(土)18:00~20:00
定員:オンライン 300名
対象:医療介護関係者(地域制限はありません)
話題提供:痛み・緩和ケア

[講演1] 18:00から
がん患者の痛みの治療~オピオイド鎮痛薬を上⼿に使うために~
京都府⽴医科⼤学附属病院 疼痛緩和医療部 上野 博司 先生
[講演2]:19:00から
がん患者のトータルケア~援助的コミュニケーションを上⼿に使って~
かわべクリニック 看護師 川邉綾香

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【看取りの報告書】ALさまのこと

クリニックでは、患者さまが最期の時間を過ごされたご様子を「看取りの報告書」としてまとめています。

今までかわべクリニックがお見送りをした患者さまの「看取りの報告書」を、担当看護師の思い出と共にご紹介していきたいと思います。

ALさまのこと
『ビール飲みたい』母の願いを叶えたい!
~アドバンス・ケア・プランニングで希望を叶える~

いつもお世話になっております。
ALさまについてご報告させていただきます。

以前より「最期を看取るなら自宅で」とお考えであった娘さまより、在宅診療のお問い合わせがあり、クリニックに面談に来られました。
そして、急ではあったもの翌々日には退院の運びとなり、同日より訪問診療が開始となりました。

ALさまの自宅に戻っての第一声は「家落ち着く~。ビール!」
娘さまもその大きな発声に喜び、勢いよくポカリスエットを飲む元気な姿に驚かれていました。

娘さまのお気持ちとしては、「たとえ誤嚥性肺炎で亡くなったとしても、母が希望するものを食べさせてあげたい」。
その願いを叶えるべく歯科口腔の往診介入を依頼し、嚥下評価を行い、トロミ付きの高カロリーゼリーから摂取開始。
食べる喜びを味わってもらいつつも、誤嚥のリスクは高いこと、栄養状態も低く感染に闘うだけの体力はないことを説明しました。

やがて食欲が低下し、経口摂取量および尿量が減少。
ご家族に状態を説明した上で、このまま自然な形でALさまが口にしたいものを摂取することとしました。

亡くなられる前日には友人が着物姿で来られ、「ワンダフル」とおっしゃったALさま。
部屋の中に笑い声が絶えなかったと、娘さまよりお伺いしました。

そして、ご家族さまに見守られる中、安らかに永眠されました。

娘さまより「先に旅立った父の月命日と同じ日、同じ時間でした。二人は今頃再会しているのでしょうね」とお聞きし、ご夫婦の愛情・家族の愛を感じることができました。
この度は、迅速にご対応いただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。

[ケアを振り返って]
今回は、ご家族さまがクリニックと出会い、ALさまを自宅に連れて帰り、お看取りに至るまでの過程について少し振り返りたいと思います。

ALさまの娘さまからクリニックにお電話をいただいた時期は、ちょうどコロナウイルス感染症が拡大しつつある時期。
病院では徐々に面会制限が始まり、人々に緊張感が出てきた頃でした。
誤嚥性肺炎で入院したALさまは、入院中は絶飲食で持続点滴。
病院のスタッフが完全防備でケアを行っているため、認知症のALさまは怖く不安な毎日を過ごしました。

当初は点滴を自己抜針したり、大きな声を上げたりしていましたが、徐々に活気がなくなり、寝ている時間が長くなったALさま。
週に一度だけ面会が許されていたため、娘さまが会いに行くと、表情も乏しく寂しそうな目をしている。
最期に一緒に過ごせないなら、自宅に連れて帰りたい。
そう思った娘さまは、インターネットで「東大阪、訪問診療」と検索し、かわべクリニックにご連絡くださいました。

その翌日、娘さまとクリニックで面談。
ここで話し合う内容は、今までも何度もお伝えしている「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」です。

●目的:
退院にあたり、今後の治療・療養・ケアについて患者・家族と医療従事者があらかじめ話し合うこと

●参加者:
長女、次女、クリニック(医師川邉、看護師川邉)

●内容:
・患者本人の気がかりや意向
長女より、今は食べないし、しゃべれなくなっているが、少し前は「ビール飲みたい!」と言っていた。
出来たら、食べさせてあげたい。

・患者の価値観や目標
長女より、食べる事が好きでビールもよく飲んでいた。入院してからどんどん悪くなって、今では寝たきり。
先生からも悪くなって、先は長くないと説明を受けた。だったら、自宅で看取りたいと思い、かわべクリニックに連絡した。

・病状や予後の理解
医師・看護師より、診療情報提供書から推測すると、今のALさまは体位変換が必要な状態で、呼びかけには反応するが発語はない。
末梢持続点滴および2回/日抗生剤点滴投与、吸痰処置が4-5回/日必要。
炎症反応は高い状態で、今後も肺炎を繰り返し、治癒しにくい状態であると判断される。
現在の点滴は栄養の観点から行われているのではなく、あくまで水分補給程度である。
その点滴により、分泌物増え痰や浮腫みの原因にもなる。

・治療や療養に関する意向や選好、その提供体制
退院するにあたり、ご家族が気にされている栄養面であるが、栄養を入れるという観点からすると現在の点滴には栄養はないといっても過言ではない。
栄養を摂るには経口、胃瘻、高カロリー輸液の3つが挙げられる。
現状の状態では経口摂取は無理であり、胃瘻か高カロリー輸液という選択肢になる。
ただ、これらがALさまに適しているかは今後考えていかなければならないことであろう。
ご家族で十分に話し合っていただき、希望する形を私たちは支援していく。
当クリニックとしては、まずは自宅で過ごしたいという希望を叶える為にも退院してきていただき、ALさまの持っている力を信じて、過度な治療はせず、自然にどこまで回復されるのかを診て行きたい。

初回訪問時にはALさまより、「初めまして、こんにちは!ありがとうございます」と、驚くほどの大きな声で挨拶していただきました。
娘さまからは、「自宅に戻ったら『落ち着く~。ビール』と叫んでました。先生が来られる前に、ポカリスエットを1本飲んでしまいました。むせていないように思うのですが、どうですか?焦ったらダメなのですよね。」と。
これが家の力です。

希望されていた訪問入浴も行い、アイスクリームなどの経口摂取も楽しまれてはいたものの、十分な量とは言い難く、退院して3週間が経過した頃より、眠る時間が長くなるなど、お迎えが近くなっていきました。

娘さまと、自宅に帰って来てからの2週間を振り返りました。
「自宅の空気を吸い、希望していたビールも飲み、友人にも会え、娘や孫に囲まれた賑やかな我が家で穏やかな時間を過ごしている。このまま自然な旅立ちがいいです。」と娘さまの言葉。
娘さまの選ばれた選択は間違っていません。
一緒にALさまにとって何がよいのかを考える。これこそがACPなのです。
最期まで後悔しないケアをご家族とともに考えていくことが私たちの使命であると、私は考えます。

ちなみに、点滴もせず、吸引もせず、ALさまは最期まで穏やかでした。

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