• かわべクリニック
    • 在宅療養支援診療所

      医療法人綾正会かわべクリニック

      内科・緩和ケア内科・呼吸器内科

  • 〒577-0843 東大阪市荒川3丁目5番6号 MMビル203

    TEL : 06-4309-8119FAX:06-4309-8118

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「医療デザインサミット2022」で講演をしました。

昨年11月に「第1回医療デザインサミット」(主催:日本医療デザインセンター)で講演の機会をいただきました。
そして今年は11月19日(土)に「医療デザインサミット2022」が開催。
久しぶりに東大阪の地を離れ、東京都文京区にあるマッシュアップスタジオからYouTube Liveでの配信となりました。
貴重な機会を提供してくださいました日本医療デザインセンターの皆さまには、感謝でしかありません。

昨年の続きの物語である
「出会い、動き、そして未来を変える~人とまちと医療が心地よい関係~」
と題し、講演を行いました。

<私たちが伝えたかったこと>
病気となる前、支援が必要となる前に出会いたい。
東大阪プロジェクト、そして、日本医療デザインセンターで出会った熱い講師陣、そして仲間たち。
私たちはふたりだけ、クリニックだけじゃない。
出会ってきたこの仲間となら何かができる。
人とまちと医療が心地よい関係を築き、 お互いに相談できる 『誰もが主役の街』を目指す!
お互いに気軽に相談できる 『誰もが主役の街』 をつくる。
つなぐというよりも自然と顔の見えるような関係が築けるようにしたい。
街に医療が溶け込んだような感じ。わざわざ出向くのではなく、そこに自然にある感じ。
そして、何より私たちが大切にしている各々が持つ「強み」を活かすこと。
苦手なことを克服するのではなく、得意なことで活躍できる、ひとりひとりが主役となる、「強み」を活かした街づくりを目指しています。

講演の内容を動画(ノーカット)でご覧ください。

発表の様子もご覧ください


今の自分があるのは、過去の自分があるから。
未来の自分があるのは、今の自分があるから。
現実にしっかりと目を向け、自分の世界に閉じこまらず、支えである仲間とともに歩むべき方向に進んでいきます。

東大阪プロジェクト
出会うことで人が動き出し、ともに未来を変える
~穏やかなエンディングをみんなで~

今後も研修会を定期的に行ってまいります。
ぜひ、ご参加ください。

【今週の東大阪プロジェクト】
東大阪プロジェクトの活動の一部をご紹介させていただきます

【お知らせ・縁起でもない話をしよう会・第22回(参加費無料)】
研修会のご案内です
下記の通り研修会を開催します。
ご興味をお持ちの方は、是非ご登録ください!

【申し込み】
https://88auto.biz/higashiosaka/registp/entryform22.htm

本来ならば、集まって、普段はあえて口に出さない「縁起でもない話」を語り合おう!という趣旨の会…。
地域制限はありません。
お気軽に申し込みください!

話題提供:基本のACP(アドバンスケア・プランニング)
緩和ケア認定看護師・ELC認定ファシリテーター 山本直美さん
日時:令和4年12月22日(土)19:00~20:30
定員:50名程度
対象:どなたさまでも(地域制限はありません)
参加費:無料


※クリックするとPDFでご覧いただけます。

第21回ELC東大阪学習会(オンライン)を開催しました。

東大阪プロジェクトでは、定期的に研修会を開催しています。
この研修会の特徴は「職種を問わず誰でも参加ができること」。
特に「エンドオブライフ・ケア研修」で様々な職種の方とご一緒することで、その職種のことを知ることができ、貴重な経験になります。
また、「ELC東大阪学習会」のもうひとつの目的として、講師の育成があります。
これは、一部の医療職だけでなく、「関わるすべての人ができる援助」を大切にしている東大阪プロジェクトが、重きを置いていることでもあります。

第21回ELC東大阪学習会(オンライン)では、社会医療法人若弘会若草第一病院 緩和ケア認定看護師 山本直美さん(ELC認定ファシリテーター)に講師を務めていただきました。


テーマは、多職種で行うエンドオブライフ・ケア研修~反復・沈黙~
参加者は23名。全国各地から参加いただくことができました。

講師である山本直美さんは、急性期病院において終末期医療に関わる中で、症状・苦痛の緩和についての知識を深めるため、2011年に緩和ケア認定看護師の資格を得られました。
身体的な痛みなどの症状が取れても、精神的・社会的な苦しみ、スピリチュアルペインは解決が難しく、患者さまの「その人らしさ」を大切にしたケアを大切にされています。

今回は多職種連携での対応から1対1の対応まで、誰にでもできる具体的な対人援助法を、事例やロールプレイを通じて学びました。
アンケート結果からも、ロールプレイで得られる学びの多さを感じています。

山本直美さんが座長を務められた、「中河内医療圏緩和ケア多職種連携研修会(10月1日)」に参加されていた方が多く参加されるなど、エンドオブライフ・ケアへの関心の高まりを感じています。
ただ、Facebookで告知する前に満席になるのが悩みの種です。
(第22回も既に満席です、申し訳ありません)




※クリックするとPDFをご覧いただけます。


※学習会の内容は、動画でもご視聴いただけます。

学習会終了後、以下のようなコメントをいただきました。

・いろいろな研修会で反復は練習してきましたが、沈黙や間が難しいと感じていたので勉強の機会があってよかったです。
また、やはり沈黙の苦しさには理解してなれることが必要かなと思ったのでファシリテーターの先生と実践できてよかったです。・反復の難しさ、しっかり聞き入れる事の難しさ、ついつい要約してまっていました。
患者役も何か言わないといけないと思ってしまって今まで経験した色々な想定を考えてしまいました。
講習なので淡々としてしまいましたが、思い、感情を受け止めていかないといけないと思いました。

・ウェブ環境ならばこその学習会だったと思います。
じっくり出来たので嬉しかったです。
ファシリテーターの方やお相手の方が素晴らしく色々気づきをもらいました。
ありがとうございました。

・まったくの初心者ですがFT田中様の的確なアドバイスを受けることができ、とても分かりやすかったです。
今日の学びをディサービスで実践し理解を深めたいと思いました。

・患者さんのセンシティブな言葉をそのまま反復してもいいのか戸惑いがありましたが、自分の言った言葉を他者より聞くことで考えることができることもあるとファシリテーターの方に言われて納得できました。

・ロールプレイもあり、現場で使える内容でした。

・ロールプレイによって、心が揺さぶられ実感を伴って理解できた経験が、大変よかったです。
援助者役の時、言葉の反復を繰り返しながら、もう言葉はむなしくて、無力で、ただただ患者さまに寄り添ってそっと抱きしめたくなって、涙が溢れてきました。
患者役の時も、患者様の、先に希望のない絶望感や真っ暗闇にたった一人ぼっちで落ちていく孤独感・・・そんなお気持ちを、ほんの少しだけでも感じられたことは、今日の大きな宝物です。
講師の山本先生の講義も、パワーポイントも含めとてもお話がわかりやすく、心に残るお言葉がいくつもありました。
これから活かしていきたいと思います。ありがとうございました。

・山本さんの講義とても分かりやすく良かったと思います。
何の専門家でもない私自身の最初のELC受講を思い返していました。

また、下記のような建設的なご意見もいただけました。

・対面だと言葉だけではない反復と沈黙の対話ができるように思いましたが、WEBだと事例によっては難しいように思いました。
それでも、とても勉強になりました。
まだまた、意識した練習が必要だと思いました。

そして、応援メッセージもいただいています。

・毎度毎度こんな遅くから、皆様お疲れの中開催していただき、本当にご苦労様です。
感謝し同時に敬意を表します。
本当にありがとうございます。
グループワークでは田中様からは優しく丁寧にアドバイスされ感謝しております。今後の業務の励みになります。
皆様有難うございました。

・いつも、思うのですが、先生方がとても、優しい眼差しとお声なので癒されながら学べます。
ありがとうございます。

・地域は違えども、繋がることが出来てうれしいです。
これからも、頑張って下さい!

・初めて参加させていただきました。
とても充実した内容で次回も楽しみにしております。

ご参加いただいた方、協力してくれたスタッフ、みなさま本当にありがとうございます。
明日からの実践につながるリアルな研修となるよう、今後も工夫を重ね、より充実した学習会の開催を目指してまいります。
今後も、多くの方のご参加をお待ちしています。

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ぜひ、ご参加ください。

【今週の東大阪プロジェクト】
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>>今週ご紹介する動画<<
【講演会】帰りたいと思ったときに帰るために〜それぞれの専門性を活かして〜
2022年9月3日 地域連携×緩和ケア講演会
演者:川邉綾香

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「がん疼痛×緩和ケアセミナーin中四国」で講演をしました。

昨年9月に「痛み×緩和ケア」(主催:ファイザー株式会社)で講演した「がん患者のトータルケア」をご視聴いただいた中四国の担当者さまから、講演の機会をいただき、令和4年9月10日(土)にオンラインにて、「がん疼痛×緩和ケアセミナーin中四国」で講演しました。
ファイザー(株)さまのご協力のもと、医師を中心に200名を超えるお申し込みをいただき、本当にありがとうございます。

座長は、高知大学医学部麻酔科学・集中治療医学講座教授 河野 崇 先生が務められました。

【講演1:疼痛ケア】
緩和ケアでは、「がん疼痛へのアプローチ~オピオイドを上手く使いこなすために~」と題して、島根大学医学部麻酔科学講座教授 齋藤洋司 先生がご講演されました。

【講演2:緩和ケア】
緩和ケアでは、「がん患者のトータルケア~援助的コミュニケーションについて~」と題して、かわべクリニック看護師 川邉綾香が講演を行いました。

終末期がん患者さまの8割以上に「がんによる疼痛」があります。
痛みが緩和されないと、食事がとれない、眠れない、などといった身体症状があらわれ、日常生活動作に支障が生じます。
オピオイド鎮痛薬を上手に使って、解決できることは解決する!
「徹底した症状マネジメント」が大切です。

しかし、病状の進行に伴い、人生の最終段階を迎え、死に直面せざるを得ない状況になった患者さまから、「何のために生きているのかわからない」という『心の痛み』を訴えられた時、あなたならどうしますか?
がん患者さまの『心の痛み』をトータルケアできるように、具体的な症例を通して明日から活かせる内容になっています。

是非、動画(ノーカット)でご覧ください。


※クリックすると動画をご覧いただけます。

これらは、いつもお伝えしている事ですが、非常に大切なことです。
今日のこの話を聞いて、劇的に何かが変わるわけではありません。ひとつのきっかけにしか過ぎません。
ただ、自分に問い、考え、実践し続ける事が大切だと信じています。

研修会終了後に、参加者のみなさまからいただきました多数のアンケートをいただきました。
いただいたご意見の一部をご紹介させていただきます。

一人の患者様の物語に引き込まれ、あっという間の30分で、気が付けばその間に多くの大切なことを学ぶことが出来るご講演凄く感動しました。

私個人的にも、「主語が患者様」「患者様の心の声を聞く大切さ」「良かれと思ってやったことが、逆に患者様を気付けることになる行為」等々、相手が患者様に関わらず、今後のコミュニケーションをとる場面で生かすことが出来る非常に有意義なご講演でした。
本当に有難うございました。

私の想い
動画に登場する“茂さん”から、
『いろいろと苦労はあるけれど、自分が幸せになるために、何を努力して、我慢しないといけないか。
自分がどうなりたいかは、自分自身が考えることだから。』
と言われ、気付かされました。

あなたが生まれてきた訳はなんですか?
なぜ、今その仕事をしていますか?
誰のためですか?

必ず理由があると思います。
その意味を自分に問いながら、苦しみを喜びや穏やかさに変えるケアとなれば良いと思いませんか?
それが私たち医療者の使命だと考えます。

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【医療デザインサミット2022 BEYOND BORDERS−医療デザインで境界を超える−】
講演会のご案内です(有料)。

https://mdc-japan.org/design-summit2022/

今回のサミットは、「医療デザイン」およびセンターの活動を、社会に対して広く認知し、医療デザインの実践者たちの未来への推進力になることを願って企画されています。
私たちの活動が全国各地で奮闘されている医療従事者、介護従事者、そして人々の勇気とヒントになることを意図して、集い、発信します。

●11月19日(土)12:20-13:10
プレゼンテーション 地域医療デザイン
「地域連携新感覚の味わい」
プレゼンター
 ・社会医療法人同仁会アートディレクター 室野愛子さん
 ・医療法人綾正会かわべクリニック 川邉綾香、川邉正和
モデレーター
 ・日本医療デザインセンター理事 村口正樹さん

【お申し込み】
https://medical-design-summit-2022.peatix.com/

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【看取りの報告書】BAさまのこと

クリニックでは、患者さまが最期の時間を過ごされたご様子を「看取りの報告書」としてまとめています。

今までかわべクリニックがお見送りをした患者さまの「看取りの報告書」を、担当看護師の思い出と共にご紹介していきたいと思います。

BAさまのこと
引き継がれる思い~祖母のケアをする母の姿を見て~

いつもお世話になっております。BAさまについてご報告させていただきます。
退院して一番の苦しみをお伺いしたところ「痛み」であったため、オキシコンチンを30㎎、45㎎、60㎎/日と1週間かけて増量していきました。
疼痛も消失し、娘さまと3人で買い物に出かけられるようになり、穏やかに過ごされていました。

また、ご長男さまのお嫁さまは看護師で、闘病日記を細やかに記載され、私たちにも詳細な報告を下さったことで診療の手助けとなり、症状緩和がスムーズに行えました。
お孫さまも常に診察に付き添われ、興味深く聞いておられました。

退院後1週間ほどして、頭頂部や後頭部の腫瘤、口腔内からの出血を認め、圧迫止血などで対応。
その3日後の夜に意識消失をしたとご連絡を受け、緊急往診を行いましたが、すぐに意識は回復。
ただ、最近の状態から出血傾向であり、脳転移の微少出血による意識レベル低下を来す可能性が高いことをご説明いたしました。

そして退院後2週間で、ご家族さまに見守られる中、安らかに永眠されました。

初回訪問の際に、BAさまより「長男には3人の子がいて、みんな女の子なの。実は、みんな看護師になりたがっているの。色々教えてあげてね」とおっしゃられ、嬉しそうでした。
BAさまが退院されてから約2週間と短い期間ではありましたが、その間のお嫁さまの姿は、母であると同時に、看護師志望のお孫さまたちに、思いを引き継いでいらっしゃるように感じました。

この度は、ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

[ケアを振り返って]
私は子どものころ、自営業の家に育ちました。
そのため、自営業の良い面も苦労した面、両方を子供ながらに見て感じてきました。
そして、おそらく自営業の人と結婚するんだろうなーと思っていました。
それは、趣味のように働く仕事好きの父親の姿を見てきたからだと思います。
看護師になり、大病院に務め、そして今、夫である院長とクリニックを経営していますが、そのときの思いが現実になっています。
大変な毎日ですが、またそれも心地よいと思いながら、日々を送っています。

「子どもは親の背中を見て育つ」という言葉がありますが、どうやら本当のようです。
マサチューセッツ工科大学の研究チームが行った実験によると「子供たちに一生懸命な姿を見せることで、子供たち自身も物事に一所懸命に取り組むようになる可能性がある」そうです。

ーーーーーーーーーーーーーー
「親の背中が何なのか?」が見えてくる。
親の働く姿を見たことが「ある」と回答した子供が、なりたい職業が「ある」と回答した割合は53.2%。見たことが「ない」と回答した子供の割合は42.0%となり、見たことが「ある」子供が10ポイント以上、上回る結果に。
同調査ではさらに、「働いている親を見てどのように感じているか」も聞いている。あんな大人になりたい(なりたい+どちらかと言えばなりたい)と回答した子供の割合は、父親の場合では47.2%、母親の場合では48.8%と父母とも約半数。

引用:
「子どもは親の背中を見て育つ」という言葉、調べてみたら本当だった!?|@DIME アットダイム
https://dime.jp/genre/589774/
ーーーーーーーーーーーーーー

私たちが行っている緩和ケアは、人生の最終段階の方のケアです。
「ありがとう」と感謝を述べられることもありますが、決して楽な事ではありません。
「何で私がこんな病気にならなきゃいけないの」「私、死ぬの嫌」と苦しみを直接ぶつけられ、受け止め切れず、逃げたくなることもあります。

緩和ケアの要となるのは、患者さまの「死」と向き合うこと。
患者さまの苦しみをしっかりと聴き、よき理解者となって穏やかになれる支えを一緒に探すこと。
それによって、患者さまだけでなく、支えるご家族も死に向き合うことが出来るのです。

BAさまの場合、ケアの中心は元看護師であったお嫁さまが担い、それを3人のお孫さまが支えてくれました。
緩和ケア病棟で働いたことがないとおっしゃっていたお嫁さまでしたが、BAさまに向かう姿勢が誠実でした。
お嫁さまの促しによって、フットケアやトイレ介助を行うお孫さまの姿は微笑ましく、BAさまも技術力ではなく信頼という絆で委ねておられました。
そして、私に「まだまだでしょ、これから色々指導してあげてね。あなたや母さん(お嫁さま)みたいな看護師さんになりたいのよ、あの子たち。私を通して何かを感じて、そしてこれからの役に立てて欲しいわ」とポツリと、穏やかな表情で話されました。

死はいずれ、誰にでも訪れます。
死を負の感情ではなく、肯定的な感情とするために選択肢の一つとして、在宅看取りがあります。
「よい看取り」の実現はポジティブ感情の経験につながり、死に肯定的な意味を見つける場として機能するのではないでしょうか。

「よい看取り」のために、在宅チーム一丸となって、患者さまや家族さまが穏やかな時間を過ごせるように支援を考えていきます。

【今週の東大阪プロジェクト】
東大阪プロジェクトの活動の一部をご紹介させていただきます

[お知らせ・第29回布施緩和ケア研修会・布施医師会主催(参加費無料)]
講演会のご案内です(布施医師会主催)
医療・介護に関わる職種の方でご興味をお持ちの方は、お申し込みください!
申し込み後にウェビナー登録があり、登録完了後にURLが届きます。


※クリックするとPDFをご覧いただけます

【お申し込み】
https://17auto.biz/fuseishikai/registp/entryform12.htm

第29回布施緩和ケア研修会・布施医師会主催
「地域連携」を取り上げ、互いの職種を知る×緩和ケアと題し、市立東大阪医療センター緩和ケア内科部長進藤喜予先生に基調講演をいただき、ディスカッションを行います。
地域制限はありません。
お気軽に申し込みください!

講師:市立東大阪医療センター緩和ケア内科部長 進藤喜予先生
日時:令和4年12月3日(土)17時から19時(16時45分開場)
場所:オンライン(Zoom)(200名)
参加費:無料

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【看取りの報告書 バックナンバー】
・AZさまのこと
・AYさまのこと
・AXさまのこと
・AWさまのこと
・AUさまのこと
・ATさまのこと
・ASさまのこと
・ARさまのこと
・AQさまのこと
・APさまのこと
・AOさまのこと
・AMさまのこと
・ALさまのこと
・AKさまのこと
・AJさまのこと
・AIさまのこと
・AHさまのこと
・AGさまのこと
・AFさまのこと
・AEさまのこと
・ADさまのこと
・ACさまのこと
・ABさまのこと
・AAさまのこと
・Zさまのこと
・Yさまのこと
・Xさまのこと
・Wさまのこと
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・Uさまのこと
・Tさまのこと
・Sさまのこと
・Rさまのこと
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・Hさまのこと
・Gさまのこと
・Fさまのこと
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・Dさまのこと
・Cさまのこと
・Bさまのこと
・Aさまのこと

地域連携×緩和ケア講演会(オンライン)を開催しました。

令和4年9月3日(土)にオンラインにて、「地域連携×緩和ケア講演会」を開催しました。
アボットジャパン合同会社さまのご協力のもと、看護師をはじめ医療介護職を中心に多くの皆さまにお声がけいただき、東大阪プロジェクトで開催した講演会でも2番目に多い605名の方に受講していただきました。
感謝でしかありません。

日本全国から本講演会に多くの方のお申し込み、ご参加いただけているのも、主催いただきましたアボットジャパン様、アルフレッサ(株)様、及び東大阪プロジェクト事務局の皆さまのおかげです。
本当にありがとうございます。

以前からお伝えしておりますように、東大阪プロジェクトにおける講演会・研修会は、医師や看護師などの医療職に加え、介護職など多職種に門戸を広げています。
今回も、東大阪プロジェクト代表で司法書士の福村雄一先生に司会を担当していただきました。

【基調講演】
基調講演では「がん緩和ケアに必要な栄養療法~急性期病院から地域へ」と題し、市立東大阪医療センター消化器外科 松山仁先生に講演をいただきました。

私の学びを共有させていただくと…

市立東大阪医療センターでは、
・術前栄養管理として、管理栄養士によるカウンセリングおよび食事内容の検討を行なっている。
・術後栄養管理として、病状に応じて経口摂取と腸瘻栄養を並行利用している。
・緩和ケアへの移行期には、予後がある程度望める場合、腸瘻栄養を行っている。

このため、
・術後および緩和ケア期では、在宅への復帰を前提に行なっており、地域もひとつのチームとした栄養サポートチーム(NST)を構築し、切れ目のない栄養管理を行なっていきたい。そのために在宅向けの腸瘻の勉強会を開催し、広げていく必要がある。

参加者のみなさまからいただいた、ご感想の一部をご紹介します。

・経管栄養について否定的な感想を言われることが多くネガティブな印象を持ちがちでしたがこれからは積極的に勧めていきたいです。

・在宅の栄養指導の重要性を再確認できました。

・急性期病棟とから離れてしばらく経ちますが、術後の腸瘻管理がさらに進歩していて勉強になりました。

・うちは両親、母方祖母がそれぞれがんで亡くなったのですが、抗がん剤について知ることが出来、また体重減少し易いことなどあまり知ることのない情報を知って有意義な時間を過ごせた気がします。

・癌の治療予後治療が変わっている事やいかに栄養が必要かを改めて認識できました。

・期待通りの内容でした。ありがとうございます。
急性期病院から地域の連携の重要性で一致してみえたのが印象的でした。

・術前術後の栄養管理、そして退院後の栄養管理の重要性を改めて感じました。まだまだ在宅に向けては出来ておらず、課題です。

・現在管理栄養士の勉強をしている学生なのですが、栄養の知識だけでなく調理やレシピなどの料理の知識、手術などの勉強も必要ということを気付くことができました。

・大変参考になりました。訪問看護師をしています。化学療法の有効度が栄養状態に関係することは非常に参考になりました。
また栄養補助剤の使い方も、なぜ必要なのかと言う原点にたって、患者さんに説明する事も大切と学びました。
今、コロナ禍にあり、まだ病院は終末期であっても面会制限をするところが多いです。
人生の選択を究極の所でしている患者、家族がいる現実に歯痒いです。

【ディスカッション】
「緩和ケアに必要な地域連携〜それぞれの専門性を活かして~」と題して、「各々の職種の特性を知り、患者さまが穏やかに過ごすために何が必要なのか」についてのディスカッションを行いました。
かわべクリニック看護師 川邉綾香が司会・進行を行い、東光第一薬局薬剤師北野英子さん、ほっとステーション東大阪介護支援専門員西田寛子さんとともに、この3名が実践していることや課題を通して、「各々の職種の特性を知り、患者さまが穏やかに過ごすために何が必要なのか」について話し合いました。

新型コロナウイルス感染症は、未だ終息する気配はありません。
現在でも、医療体制に多大な影響を及ぼしています。

このコロナ禍において改めて感じたことは、選べる自由、つまり選択肢が狭くなったということ。
「最期を病院で過ごす」ことを選ぶことにより、大切な家族、友人と会えない日々が続いてしまう…。
家だと医療面で不安だけど家の方が良いのか…といった、苦渋の選択となることもあります。

私たちは、コロナ禍となる前から、在宅療養を選ばざるを得ない、消極的な選択肢として在宅医療を選ばれた患者さま、ご家族さまに、後悔の念を抱かせず、最期までご自宅で穏やかに過ごせるように配慮をしてきました。
コロナ禍となってもその気持ちは変わりません。

だから、コロナ禍となり、「一時的にご自宅で、最期は病院で」と考えていた患者さまでも、「最期までこのまま自宅で過ごしたい」と思っていただけるケースが多くあるのだと感じています。

何より、苦しみがありながらも、家で最期まで穏やかに過ごせる満足感、安心感があるのは、多職種連携がきちんとなされているからでしょう。

症例についての詳細・続きは、
配布資料をご用意いただき、動画(ノーカット)でご覧ください。


※クリックするとPDFをご覧いただけます。


※クリックすると動画(YouTube)をご覧いただけます。

私たちに出来ることは、その人の苦しみをキャッチして、支えとなり、「選ぶことの出来る自由」を叶えることです。

今回の場合は、突如として、最期の時をどのように過ごすのか選択を迫られた家族。
人は迷うもの。正しい答えはない。
共に話し合い、ACP(人生会議)を何度も行い、支え続けることが必要です。

日頃から顔の見える関係を築き、お互いの得意分野を知り活かし、どんなネットワークがあるのか、情報共有することが大切です。
そして、何よりもご家族さまが『家の力を信じる!』『自宅に連れて帰りたい』と選んだことを後悔されないように、全力で、在宅医療・介護がチーム一丸となって支えることが必要であると考えます。
チーム一丸となってはじめて、苦しむ人の支えになることができます。
これからもひとつの施設で抱え込むことなく、顔の見える関係を築き、各々の強みを活かせる多職種連携を行なっていきたいと思います。

こちらも、参加者のみなさまからいただいたご感想の一部をご紹介します。

・三職種の皆さんの連携は当然の事と思っていました。
でもお薬の配達や、その一包化でも様々な課題が生じている等々を知り驚きました。

・訪問薬剤管理、ケアマネの活動範囲など知っているようで知らない点を学ぶことができました。

・調剤薬局の訪問範囲(医療)が16㎞だとはびっくり!

・最後のディスカッションが一番印象に残りました。
現場での各職種の生の声にはハッとする部分が多かったです。

・病院薬剤師であるため、地域医療を支える在宅診療医師・看護師・薬剤師の意見を聞くことができ、新たな知見が広がりました。

・全体的に聞き応えのある内容でした。
特に薬局のことは先生方が驚かれていたように、私も驚きがありました。

・具体的な地域連携のやり方とか、実際の取り組みが紹介されていてわかりやすかったし、参考になることもありました。
今後、取り入れたい内容もあってとても参考になりました。

・急性期病院の管理栄養士です。
在宅看護に情報提供する機会が増えてきたが、まだまだ少ない。
今回の研修会にも管理栄養士がいなかったのが現実ですね。

・緩和ケアに必要な栄養管理も管理栄養士や薬剤師等のかかわりで生命・暮らしの支えに最期の最期まで生きるを連携で支援することの大切さを再確認。

・患者さん主体でその方らしい人生をデザインするためにご努力されてみえる皆様に元気をいただきました。

また運営についてもご感想をいただきました。

・意見交換の様子がとても良く、パネラーの先生たちの背景もチームと見え、楽しかったです。

・質疑応答の内容がよかったです。参考になりました。
進行が丁寧で聞きやすかったです。
ありがとうございました。

・ディスカッションも活発で、見応えのある内容でした。

・毎回、毎回、感じますが、東大阪PJの活動、偉大です。

・東大阪の取り組みが素敵に感じる2時間でした。

・医療関係でない方の意見は貴重ですね。
法律関係の方司法書士さんがいいですね。

また、下記のような建設的なご意見もいただけました。

・失敗例から学ぶことが多いのでその検討のほうが有意義では。

・アットホームでいいですが、少し緊張感に欠けます。

東大阪プロジェクト
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コロナ禍においても出来ること、そう、オンラインでの開催としています。

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