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      医療法人綾正会かわべクリニック

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『できる看護師シリーズ』
看護記録(SOAP)が書けないあなたに!
(1)今日の看護の目的は何!?

こんにちは。看護師の川邉綾香です。

看護記録(SOAP)を書くのが苦手、という方はいらっしゃいませんか?
実は私も昔は看護記録が苦手でした。

看護学生時代、実習記録を提出すると、先生の字(赤ペン)で 「なんで?」「何を?」「根拠は?」「なぜそう考えたの?」と真っ赤になった記録用紙が返ってきたことを思い出します。

看護記録も採血と同じで何度も書く練習をすることが大切です。
そして、書いた内容を読み返し、振り返ることが大切です。
その訓練の積み重ねで、素敵な看護記録が書けるようになります!

様々な書籍などでHow toが示されていますが、もっと「手っ取り早く」書き方のノウハウを学べるものがない。
そんな忙しいあたなに、毎月1回の5回のシリーズで、すぐに、明日から使える看護記録(SOAP)の実践例を紹介します!

【看護記録(SOAP)が書けないあなたに!事例を通して学ぶ】
(1)今日の看護の目的は何!?
(2)抽象的な事を書いて計画を立案した気になってはいけません!
(3)実施内容はOじゃないんです!
(4)もっとアセスメントを深めなさい!
(5)初回訪問で見えてくる患者像

では、今回のテーマ
(1)今日の看護の目的は何!?
の事例をご紹介します。

【事例1】
Aさま 80歳男性 長男夫婦との3人暮らし 認知症
5日前に自転車に乗って一人外出。路上で転倒し頭部打撲。通りかかった人に助けてもらい、救急車搬送。頭部CTにて異常を認めず、帰宅となりました。

いかがでしょうか?

次回は
(2)抽象的な事を書いて計画を立案した気になってはいけません!
をお届けします!