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がんと診断されたときの上手な医療のかかり方

こんにちは。
院長の川邉正和です。

7年前に河内永和の地で開業した際、ふらっとクリニックに立ち寄ってくださり、ターニングポイントとなるご縁を結んでくださる東大阪市高井田老人センター館長の成田敬子さん。
その成田さんから、60歳以上の東大阪在住の高齢者を対象に、「がんと診断されたときの上手な医療のかかり方」をテーマに講演する機会をいただきました。

また、この様子をJ:COM(ケーブルテレビ)の東大阪市広報番組である『虹色ねっとわーく』が取材に来てくださいました。

コロナ禍ということもあり、人数に制限を設け、しっかりと感染対策を施し、高井田老人センターでライブでの講演。
反応を直に感じられるライブならではの良さを、改めて感じました。

今回の依頼は、

がんと診断されたときに、戸惑われることの多い高齢者に、少しでも不安を軽減してもらうためにも
・早期の治療からターミナルの治療までの病院と診療所の連携について
・在宅医療のリアル
・コロナ禍での訪問診療の状況

などを講演して欲しいとの依頼を踏まえ、お話させていただきました。

このブログでは、講演の中の
『がんと診断されたときの上手な医療のかかり方』の部分をご紹介させていただきます。

がんと診断されたとき、多くの患者さまやご家族さまは大きな衝撃を受け、気持ちが動揺し、つらさを感じます。
私たちは、がんだと伝えられた直後の患者さまの思いに寄り添い、支えることができるように、お話しします。
その内容は、大きく分けてこちらの4つです。
(1)つらい気持ちとの向き合い方
(2)医療者との関わり方
(3)情報の探し方
(4)生活や暮らしについて考えておくこと

(1)つらい気持ちとの向き合い方

※クリックするとPDFをご覧いただけます

(2)医療者との関わり方

※クリックするとPDFをご覧いただけます

(3)情報の探し方

※クリックするとPDFをご覧いただけます

(4)生活や暮らしについて考えておくこと

※クリックするとPDFをご覧いただけます

講演の最後は、
「がんと診断された時から緩和ケアは始まる
早期の時点から相談に乗ることができるのが緩和ケアである」
という言葉でまとめました。

知行合一(ちこうごういつ)。
中国の王陽明が唱えた学説。
知識や認識は必ず実行を予想しているものであり、知って行わないのは真に知っているのではないとし、知(真の認識)と行(道徳的実践)とは表裏一体をなすと説かれています。

この言葉を胸に、これからも患者さま、家族さまが主語であることを忘れず、ケアに携わって参ります。

【今週の東大阪プロジェクト】
東大阪プロジェクトの活動の一部をご紹介させていただきます

>>今週ご紹介する動画<<
【スキル】医療者としてのプロ意識とは何か

人生に無駄なことなど、ひとつもありません。すべての事には意味があります。
そのことを肝に銘じ、初心を忘れず、患者さま、ご家族さまを支えるプロの医療者として、より研鑽を積んでいきましょう。

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