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地域連携緩和ケア講演会を開催しました

5月20日(土)に「地域連携緩和ケア講演会」を開催しました

毎年、開催している東大阪プロジェクト発の「地域連携緩和ケア講習会」を今年もオンラインで盛大に開催できました。

講師の皆様、ご参加いただいた皆様、共催・協力という形でご協力いただいた日本臓器製薬様とアルフレッサ様に厚くお礼を申し上げます。

全国各地から、医師・歯科医師15名、看護師146名、薬剤師22名、介護支援専門員12名、介護士9名、社会福祉士18名をはじめ、総勢263名のご参加をいただきました。

地域連携x緩和ケア講習会のご案内

講演者を選定する際に重視したのは「実践」

今回の講演をお願いする方をどなたにしようか、どんなお話をしていただこうか。

その際に、一番重要視したのは「実践されている方」を選びたいということでした。ふと私の頭の中に浮かんだ方が、今回のおふたりの組み合わせです。

  • 八尾市立病院 緩和ケアセンター部長 蔵 昌宏さん
  • 八尾市立病院 地域連携質MSW 西 麻弥さん

普段から、かわべクリニックの患者さんの支援でも連携させていただいている方たちで、リアルに顔の見える関係が構築できています。

事前の打ち合わせでは、蔵先生が「急性期病院の緩和ケアでは様々なドラマがあります。その方、ご家族の希望を叶えるためには、地域全体で緩和ケアチームを構築できたらいいなって思ってるんです」と話されていました。西さんも示し合わせたかのように「自分に残された時間は短いと知ったら、あなたは“どこで” “誰と” “どんな風に” 過ごしたいですか? そんな患者さんやご家族の想いを、病院スタッフと共につなぐMSWの奮闘をお伝えしたいです」と返されました。

その言葉を、そのままチラシに採用させてもらいメッセージとして掲載しました。

第2部の座長を、日頃からアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の普及活動に尽力されている若草第一病院緩和ケア認定看護師 山本直美さんにお願いしました。講演者として、「患者さん、家族さんの思いを聞かずに「無理」と決めつけてしまいがちではないか、患者さんの健康や幸せな生活を守ることが使命であるはずの私たちがバリア・障壁となっていないか」を川邉綾香さんが問いかけるといった構成に決まりました。

第1部:病院全体におふたりの想いが伝わっていると実感

まずは第1部、蔵先生と西先生の講演です。

私の感想としては、事前にお話しされていたおふたりの想いがふたりだけの中に留まらず、“その人らしさを支える”病院のスタッフの皆さんに広がっていると感じられ、同じ地域を担当する診療所の立場として、とても安心できました。

講演の内容は、以下より動画をご覧いただけると幸いです。

▼後編の動画はこちら

アンケート結果では、5段階評価で9割の方が4以上の高い評価をつけてくださっています。いつにも増して高い評価となりました。

皆さまから第1部に対して寄せていただいた感想の一部を紹介します。

(※記事の最後では感想の全文を紹介しています)

<第1部への感想>

  • ソーシャルワーカーの方の仕事がよくわかりました。
  • 私も心新たに支援していきたい。利用者の皆さんや家族に伴走したい、という気持ちになりました。本日講演された皆様を目標に、一歩ずつ地域に向き合いたいと思います。
  • 事例がありわかりやすかったです。明日からの実践に活かしたいと思います。
  • 在宅医との日頃からのつながりの大切さを感じました、24時間診ると言いながら連絡がつかず救急搬送される患者様がまだおられます。在宅で最期を迎えられるように調整したいです。
  • 急性期病院と在宅の信頼醸成、顔のみえる関係に感動しました。急性期病院で在宅に戻ってからの医療機器などに早めに変更して少しでもシンプルにして退院に向けるというのは当地ではあまりみられないため在宅診療側からもっとアプローチしなければと感じました。

第2部:バリア(障壁)を私たちが作っていることを見つめ直す

続いての第2部では、私自身も我々、医療介護者が作るバリア(障壁)について見つめ直す機会となりました。第一歩を踏み出すためには「なぜなぜと自分に問うことが大切」(綾香さんの講演より)。

以前の研修会で問いかけられた課題に対するひとつの解答になるかもしれません。「明日から」などと言わず、今日、今から、患者さん、家族さんのためにも自分に問いかけていきます。

こちらも詳細は、ぜひ以下の動画をご覧ください。

第2部のアンケート結果も続けてご紹介します。


第2部も高評価をいただきました。

以下は、いただいた感想の一部です。

<第2部への感想>

  • 思いをきちんと丁寧に聞く事、『なぜ、なぜ』の問いかけを自分にすることで、本来見えてなかった問題の本質が分かったり、解決すべき問題がみえてくることを再確認しました。『できない』のか『やらない』のか…多職種でつながることでしっかりと支える事が出来るお互いの見える関係を築きながら、お互いを信頼できるように前を向いて進んでいきたいと思いました。
  • 実際に看取りの段階で管理栄養士として関わったことはありませんが、老健でも看取りが行なわれていることもあり、その時の一食が最期の晩餐になり得ると想いながら、1食1食大切にしなければといつも心にとめています。今後も「なぜ」を大切に「ああ美味しかった」と言って頂けるような食事提供をしていきます。
  • 「医療者のバリア」が心に刺さりました。いつもしている看護が本当に合っているのか?常に問いかけなければいけないと思わされました。調整が大変な患者さんこそ困っていることを近くにいる私たちが理解したいと思いました。
  • バリアという言葉にハッとなりました。自分も患者さんのバリアにならないように、視野を広げ可能性を広げていいきたいと思いました。そのためには【なぜ?】と自分に問い、多職種を巻き込んで行こうと思いました。

次のような建設的な意見も頂戴しています。

  • ケースの資料がないものは、今後の参考に出来ないので、資料があればよかった。
  • MSWの業務量としては多いのではないのかな、と思いました。

「地域連携でバリア(障壁)となっていると感じること」という問いかけにもたくさんのご意見をいただきました。

<バリア(障壁)となっていると感じること>

  • 各職種が専門性を大切にしすぎること。ほかの職種を尊重しすぎてひとりの人間ではなく自分の職種(仕事)の立場でしかコメントしない。「普通は」が正しいと思い込んでいる人が多い。
  • 医療者や医療チームがバリアになっていても、自分たちがそれに気づいていないことがある・急性期病院では、『もう家に帰れない』と思われてる職員が多いこと。在宅での看取りに積極的でないこと。
  • 『できない』と諦めてしまうこと。思いの優先順位はあるものの、1つが難しいから全てダメ!と負の連鎖になりがちな思考はバリアになっていると感じます。
  • 本人より家族の意向が優先されること・主治医が患者さんへの責任からか、無理だと思い込んでいる。自分も含めスタッフも在宅へのハードルが高いと思い込んでいる。特に終末期において。
  • 主治医の意見が強いと家族やほかのスタッフの思いが伝わりにくくなる。
  • 急性期の病院と在宅の職種との顔の見える関係が構築できていないところがこれからの課題かと感じています。
  • 『職種』の先入観を持ってしまうこと。(「医師って…」「看護師は…」)
  • 病院の医師に信頼を置いている患者さんが多い。最近知り合った在宅医に、最期を任せるまでの人間関係、信頼が持てない。はっきり病院の主治医が現状を伝えていないために帰り損なう事がある。病院医師と、地域の医師の直接の面識がなく、お互いの信頼がない事も多い。
  • それぞれの職種が、それぞれの知見で、無理だと判断してしまうこと。主語が患者家族ではない。この方が帰るためにはどうするか想像、創造をしない人が医療者に多い気がする。身体的な苦痛をコントロールする知識や技術がなくても、コンサルもしないで、ガン末期を引き受ける医師。

これらのご意見をヒントにバリアをいかに壊していくかを考えていきます!

<研修会の感想(全て)>

すべてのご感想はこちら
  • 再入院を繰り返す方で悩みます。
  • 先を見据える力・備える力が重要であると感じました。
  • 具体的な事例にて説明をして頂けたので、とても臨場感が持てて、自分自身で考えさせられることが多かったです。
  • 第2部からの参加だったのですが、とても分かりやすく、現場で困った時に立ち止まって今回の研修のことを思い出して活かせるといいなと思いました。
  • 顔の見える連携、お互いに伝えあえる関係性を築いていけたらと思います。
  • いろいろ考え直すきっかけとなり、とても良かったです。
  • あまり聞く機会がない終末期における急性期病院の取り組みが聞けたことが良かった。
  • 具体的な実践を聞くことができ、とても参考になった。
  • 日々の仕事を振り返る事ができ、明日からのエネルギーとなりました。
  • なぜこの研修会に参加したのか?を自分の現状の立ち位置をみつめ直すためだったからであり少しずつでも前向ければと改めて思いました。ありがとうございました。
  • なぜ?なぜ?5回で、最後のなぜが、解決に向かうなぜ?早速、明日から、意識してみます。
  • 西さんの理念と連携の仕方に、私も心新たに支援していきたい。利用者の皆さんや家族に伴走したい、という気持ちになりました。本日講演された皆様を目標に、一歩ずつ地域に向き合いたいと思います。
  • 最後の地域連携のコツはなぜなぜ分析とゆう話が盲点で面白かったです。
  • 皆様の温かさが伝わってきました
  • 事例を踏まえた発表でイメージしやすかった
  • 4月から産婦人科外来勤務になりました。6月には大学院の地域医療の講義にでます。今回のような学修機会をもとに今後実践と研究に繋げたいです。ありがとうございました。
  • がんの患者さんへの在宅での緩和ケアについて学びたかった。
  • 感銘を受けました。
  • 看取りに尽力したいという思いが強くなりました。
  • 自分自身に問いかける事。連携、顔の見える関係等改めて考える機会になりました。本人目線に本当に立っているのかどうかについて、自問自答しながら今後の業務の糧にしたいと思います。ありがとうございました。
  • 連携には、感謝を病院、在宅での関係者双方感じている、同じベクトルで私も業務に当たりたいと思いました。
  • 明日から実践できる研修内容で非常に充実感があります。
  • 父親の死を思い出し、考えさせられました。患者さんのしたいこと、家族のしてあげたい事聞き取り現実しやすいものをは何か?今回の決断は変更しても大丈夫など、焦らずしっかり考えることができる声掛けだと感じ、私の仕事につなげられると感じました。又、綾香さんが教えてくださった、なぜなぜは使わせていただきます。なくなる一週間前に点滴を抜く話とても考えさせられました。
  • 緩和ケアに関する家族患者の思いは人それぞれ、そこに寄り添う事例は大変参考になります。
  • 地域包括ケアシステムの実際が垣間見れました。患者サイドの視点からも、こういう制度がある事を知ること会社大事だと思いました。
  • このような在宅チームが何処の地域でも数多く活躍してくれていれば、病院側としては自宅退院を躊躇しないと思います。しかしながら現実的には難しいなぁという感想です。
  • なぜと自分に問いかけることで、より良い看護をできるようになりたいと思い、明日から早速実践していこうと思いました。
  • 大変勉強になりました。中核病院と地域医療施設間で顔が見える関係性を確立して、患者と家族の思いを大切にしながら連携されていて、素晴らしい取り組みだと感じました。今回登壇された施設以外の施設でも同様に関係性を構築されているなら、その方法についてご教授いただきたいと思いました。地域医療連携システムのシステム自体の活用に関しては課題はあるのでしょうか。顔を見合わせて共有することを大切にされていると、システムを用いて共有できないことも多いのではないかと思います。システム自体の活用にあたり、課題やもっと活用できるような改善などを検討されていたらお聞きしてみたいと感じました。
  • 視点を変えて考えてみることの大切さ、何故を、考えることはとても参考になりました。
  • 「心遣い」「気遣い」。忘れずに、過ごそうと思います。医療従事者的立場にいると、どうしても医療的立場からの目線が強くなる。しかし、実際に苦しむのも闘っているのも受け入れるのも、患者さま本人なのだから、その患者さまがどうしたいのか?を一番に考え、その想いを叶えるために医療従事者がいること、そして専門家として、本人の想いはどうしたいのか、を忘れずに行動すること、根本を忘れずにこれからも仕事を続けていきたいと思います。地域と医療機関の連携。田舎に行くほど難しいような気がしています。コミュニティが希薄になり、地域も高齢化により、助け合いが難しくなりつつあり、社会資源である在宅医療がどのように介入していくかが、これからの日本の課題でもあるように思いました。とても勉強になりました。ありがとうございました。
  • 自身に問うことを忘れていたことに気がつきました。
  • いろいろ共感できました。
  • なるほどと思う一方、どう頑張ろうかとなやんでいます。
  • 連携の大切さももちろんです。が、本人の意向をどうやってどこまで聴き取れるのか。家族のしてあげたい想いとのすり合わせが残された時間の少ない中でどこまでできるか。自分だけでは解決できない課題。同じ方向性を持った仲間が必要だと思います。振り返り自分をなぜ?と問い直してみます。今日はありがとうございました。
  • 実際に現場に携わっておられる医療従事者の方々それぞれの立場・視点からの貴重な知識・経験を分かりやすく共有頂き本当に大きな学びとなりました。私自身は現在在宅看護に携わっていますが、今回で得た学びを明日より早速に利用者様やそのご家族との関わりやアセスメントの中で活かしていきたいと感じています。
  • 地域連携担当の看護師として、第1部の事例での関わりはとても興味深かったです。患者さんだけでなく家族も含めての支援、無理の聞いてもらえる在宅チームとの連携などとても参考になりました。
  • 地元(山梨県富士河口湖町)の地域医療連携の会があり川邉先生の最後からしか拝聴できませんでしたが”なぜ”と問う事、患者さんの生活目線で!!等心に残る言葉をいただきました。ありがとうございました。
  • 日常臨床でも医療連携チームの中でも考えていきたいです。
  • whyを大事にしていきたいと思います。
  • 2事例ともとても心に残るものでした。翌日退院の調整ができるには、患者さんのためという理念ものと日頃の信頼関係の構築や疾患と制度のイメージができてこそだと感じました。
  • とても有意義で、明日からに生かせそうです。
  • 第1部では、地域連携の素晴らしさを感じました。緩和ケアしてくださる医療スタッフが揃っておられたから二度の奇跡が生まれたんですね。第2部では、自分自身に「なぜ、なぜ」を自問自答する大切さを学びました。勉強になりました。
  • とても興味深くリアルな事例、これから日々の実践に繋げられそうな内容で大満足の二時間でした。
  • 東大阪プロジェクトの関係者の皆様方がとても良い取り組みをされているので、とても勉強になっています。ありがとうございました。
  • いつもありがとうございます。明日からまた頑張ろうと活力の湧く研修でした。
  • 自分自身がバリアになってはいないかという言葉にハッとさせられました。主人公は患者さんという基本にもどり明日からまたよい仕事ができるようにがんばります。
  • 疑問を持つこと、疑問を解決してから次に取り組むことの大切を再認識しました。八尾市立病院のMSWさんの姿勢がとても素晴らしいと感じました。患者さんの希望がかなえられるように地域包括ケアシステムを機能させていかなければならないです。周りへの感謝を忘れずに明日からまた頑張ります。
  • 連携のとても大切な要件が聞けて良かった。綾香さんのなぜなぜ分析がとても役に立ちそうで日々の生活に役立てたいと思いました。
  • 現場の声が多職種の先生方からお聞きすることができて貴重なご講演をありがとうございました。普段、関わりはもてない遠方の先生方でしたが、オンラインのため、今回お話をお聞きできて、自身や地域が出来ていること出来ていないことを改めるキッカケになります。これからの日々に生かせる、生かすべき内容で有り難かったです。
  • 地域連携 緩和ケア患者さんが中心になっているかを改めて見直して行きたいです。資料も事前に印刷できてわかりやすいと思いました。
  • 大変参考になりました。それぞれのチーム連携を取るためのコミュニケーションや寄り添う気持ち、また常に「なぜ?」と問うことにより解決策を見出していく思考法の大切さを感じました。「人生をどう全うし終えるか」を自分自身にも問いかけて自分らしく過ごしたいと強く思いました。ありがとうございました!
  • ACPを実現する皆様のお仲間になりたいと改めて思いました。
  • 日々の関わりの振り返りや明日から頑張るぞという意識を再確認できました。
  • それぞれのステージや考え方があるのでしょうが、在宅ターミナルの利用者様に点滴をやたらと勧める看護師と一緒に仕事していて辛かったです。主治医は看護師の言いなりで点滴を処方し続けてました。何回も針を刺し直して気の毒でした。命が終えようとしている人に点滴をそんなに入れるのは前向きなケアなのか、どう話せば伝わるのかわかりませんでした。講演を聞きながらそんなことを思い出しました。
  • 人生の最期を迎える場所が、病院と自宅のどちらでも本人や家族の希望が充分叶えられる環境をしっかり作ることが医療や介護関係者にとって必要だと改めて考えさせられました。
    非常にわかりやすく、有意義な研修会でした。病院と在宅がこのように連携出来たらいいなと思いながら、その中でも(私は在宅医療に立場ですが)病院の先生、MSWさん、病院スタッフの思いを知れたこと、患者さんのためにという同じ思いがあるのだから、感謝をして、絆を深めたら、希望につながるということを、感じました。綾香さんの問?なぜ?を自身にも問いかけ、今上手くいかないことを、解決できるように動こうと思えた研修になりました。ありがとうございました。
  • スピーディー「なぜなぜ分析」私も普段から行っています。共有できると、これでいいんだと安心できます。私はケアマネジャーですが、在宅療養支援診療所が系列にありますので、在宅看取りのケースが多いです。スピーディー、スムーズに在宅生活につなげるための関係機関との連携が重要ということを再認識できました。そのための「仲間づくり」って大切と思いました。
  • 現在、ガン末期の方を担当させていただいているので、大変勉強になりました。本人・家族がどう思って自宅で過ごされているのかを自分のバリアを無くし、多職種で連携し支援できたらと思います。自分になぜ?と問いかけを意識していきたいです。
  • 訪問看護師をしています。西さんのお話が、今現在関わっている癌を受容する段階の利用者さんへの関わり方を見つめ直すことができて参加して良かったと思いました。ありがとうございました。
  • 2時間という時間がすぐに過ぎました。とても勉強になりました。
  • 実際の退院調整や、在宅移行、訪問看護について学ぶことができました。
  • 患者さんの思いを知り、いかに早く行動に移すことができるかが大切であり、行動に移すための知識の引き出しを、ふやしておくことが求められているのですね。そして、これらはチームを作りコミュニケーションを密にする事でより大きな力が発揮できると再認識いたしました。皆様のお話で、明日からも頑張ろうと思いました。
  • 緩和医療の実際のケースを含めた話を聞くことが出来て、リアルに感じることが出来ました。なぜなぜ分析、やってみます西さんのお話、MSWの仕事について、話を聞いたことがなかったので勉強になりました。
  • 緩和ケアという一言においても、病院から在宅からソーシャルワーカーから患者様やご家族様からのたくさんの視点があり、その対応と心、連携を事例を通じて知ることができてとても良かったです。また、なぜなぜ?と問うことで解決できる事を導きだすことの大切さを改めて感じました。私自身、心に余裕があるときは様々なことに深掘りをして見つめ直す時間を持っておりましたが、これを日常にも仕事においても今日からしてみたいと思いました。
  • わかりやすく、色々と振り返るきっかけとなった。
  • 素晴らしいMSWさんがおられていてうらやましいです。
  • 立場・視点が変わると寄り添い方も変わり、それぞれの着眼点がとても勉強になりました。
  • ありがとうございました。なぜなぜ分析していきたいと思いました。途中からの参加になってしまいました。アーカイプが見れると嬉しいです。
  • 日々の支援にあたっての整理と振り返りができました。
  • 貴重なご講演ありがとうございました。
  • 症例も交えた内容でとても分かりやすく、勉強になった。
  • どこでどのように過ごしたいのか患者の思いを聞き出すことの大切さと、希望を実現するためにタイムリーな支援が必要であることを再認識できました。
  • 自分たちや、医療者が障壁になっている事って、自施設でもあります。できる事を伝わらないでは諦めるのではなく、伝えていきたいと思いました。
  • 大変勉強になりました。
  • 痛みを和らげながら日常生活ができるということが未だに周知されていないことが分かった。いつになれば緩和ケアが最終末期のものではなくて痛みを感じた時から行われるということが全ての医師と市民レベルまで理解される日が来るのだろうかと若干暗い思いがした。
  • ソーシャルワーカーとしての業務を理解することができた。明日より、実践できる内容が多く、活用していきたいと思った。
  • 他施設の取り組みを知る事ができ参考になった。
  • 病院側と在宅側との連携について、日頃から顔の見える関係、感謝の気持ちを伝えることの大切さ、自分への問いかけの大切さについて改めて学ぶことができ、明日からの看護に活かしていきたいと思いました。
  • 終末期を迎えた患者様に寄り添うことが難しく考えさせられた。
  • 患者の想いに寄り添う、頭でわかっていても調整が上手くいかないことは多いですが、なぜ?を繰り返し細かな連携を重ね、自分には何が出来るかを問いかけながら、その人の大切にしていることを守れるよう支援していきたい、と改めて思うことができました。ありがとうございました。
  • 緩和ケアについて、看護やMSWの役割を理解することができた。
  • 在宅療養を支援した症例をまとめて、共有することは学びにつながります。
  • 深い話をうかがえて改めて患者ファーストの精神で対応したいと思いました。
  • 病棟勤務で終末期の患者様に対応する際に、どのように関わるのか患者様の希望を叶えるためには何をすればいいのか思い悩むことが多々ありました。患者様の希望を叶えるためにはまずは患者様や家族へしっかり希望を聴取し、チームで関わって行くことの大切さを学びました。病棟業務の中で周囲のスタッフを巻き込む事が難しく感じることもありますが、患者様や家族のために前向きに話し合う事が出来るよう顔を合わせてディスカッションしていきたいです。
  • 自分自身も緩和ケアと地域連携に携わる仕事をしているので興味深いテーマでした。また明日から頑張ろうと思えた時間でした。
  • なぜなぜを解いていくことの大切さを学ぶ事ができた。
  • 職場の人に聞かせたい内容でした!(特に医師)
  • 各病院の事例は、自分の職場であれば、自宅に帰れず病院で亡くなる結末が見えます。地道にスピーディに対応し、患者家族の希望を叶えてしまうみなさんの取り組みは素晴らしいです。
  • どのようにして、医療者がバリアにならない職場風土を醸成されたのか気になりました。
  • MSWとNsの協力が、連携室内でもっと強まればいいなあとおもった。訪問看護からの話も聞きたい。
  • がん看護をしていると、終末期を迎える患者も多く、患者の気持ちを一番に考えてはいますが、家族への支援 不安病棟でも聞き取り、看護師が支援できるケアなど、家族指導を少しでも行い、1つでも不安が軽減できたらと思いました。スタッフでそして他職種で情報を共有し、関わっていく必要があると、改めて思いました。
  • 今回も貴重なお話をありがとうございました。他職種連携の具体的なイメージがあまりできていなかったのですが、今回の講義の中で様々な職種で情報共有・意見交換を行いながら患者様やご家族の希望を叶えるために連携をとっている、ということを理解することができました。また、患者様・ご家族の希望や他者からの要望・疑問をそのまま聞くのではなく、「なぜなのか?」を考えることでさらにコミュニケーションを取り、根本の課題を明確にすることができると学ぶことができました。普段の生活の中でもなぜ?なぜ?を習慣づけるように心がけたいと思います。
  • 病棟看護師と訪問看護師など、それぞれの立場で考え方が違うけれど、カンファレンスを頻回に実施し、患者さん、ご家族の希望を皆で共有し、チームで支援されていることが理解できました。コミュニケーションが多いことや対応の早さに感動しました。院内だけでなく、地域との連携も密で、患者さんの気持ちの変化にも素早く対応できる体制ができていて、素晴らしい連携だと思いました。患者さん、ご家族の思いに寄り添えるよう、積極的に他職種にコミュニケーションをとっていこうと思いました。
  • 在宅医療の進歩と可能性を感じました。在宅医療を選択肢に入れる時代が、現実的になってきているのを感慨深く思いました。三年半前に父を中皮種で亡くしました。確定診断から1か月、入院5日間で亡くなりました。オキシコドンの経口投与が難しくなり、痛みと息苦しさに耐えられなくなり、入院となりました。入院する日、ゆっくりと部屋を眺めて、もう帰ることは無いと、家に別れを告げているような父の姿が思い起こされます。MSWが手続きをしてくれず緩和ケアへの転院も間に合わなかったという、残念な事実もありました。
    MSWの調整能力の大切さを身をもって感じました。また、貴重な事例発表をありがとうございます。ひとつの真実(ケース)が深く思考を進めます。貴重な経験でした。
  • 関わった患者さんのことを思い出しながら聞きました。
  • 在宅ケア看取りは今後益々重要になっていきます。私や家族がそういう状況になった時にはお願いしたいと思いました。
  • 第2部で「亡くなる前の最期の1週間は点滴をしない、という選択」が一般にも広まればとの川邉綾香さんのメッセージが、今回の研修会での収穫となりました。
  • 患者さんが望む場所で過ごすためにどのように連携をとればよいのか日々悩んでいます。顔の見える関係性大事ですよね。改めて感じました。
  • 仕事の都合で第一部を聞くことができず、残念でした。かわべ先生のなぜなぜ分析非常に良いと思います。これからも、仕事に活かせそうで大変充実した研修内容でした。ありがとうございました
  • 具体的で分かりやすかった。
  • 他職種とのチーム連携により患者様に寄り添ったケアを継続できたらと思います
  • 東大阪の連携のきずなの強さに圧倒されています。ここまでの関係を築かれるまでには紆余曲折あったことと思います。自治区において大きな壁の中で足止めされていますが、希望をもって頑張ろうという思いをまたいただくことができました.ご準備ありがとうございます
  • 事例も詳細だったため、わかりやすかった。
  • わかりやすくてよかったです。
  • とても親しみやすくよかったと思います。
  • 最初は高度なお話に理解が追いつくかどうか心配していました。ブランクが長く臨床を離れて随分経ちますし、現在は看護師の派遣社員として仕事をしています。しかし、事例を交えながらの先生方のお話を聞いて、患者さんやご家族への熱い思い、迅速なケアのお話に大きく心が揺さぶられとても引き込まれた内容でした。患者さんの為にと日々奮闘していた気持ちを思い起こさせていただきました。現役時代から患者さんが過ごす場所は住み慣れたご自宅と思い、退院に向けてのリハビリもご自宅での生活を想定したものになるよう工夫するなど「地域」へという思いを強く持っていました。昨今、よりその重要性が高まっているなと感じます。今回の講演の内容を学びまた今後もこのような視点で仕事をしていけるよう日々精進していきたいです。ありがとうございます。
  • 地域連携の重要を感じました。一方的ではなく訪問看護からのバックも必要だなと感じています。
  • 冒頭の川邉先生のチャットGPTのお話とても楽しかったです!
  • 私は20年前定年退職後にオーストラリアの緩和ケア認定看護師と友人になり、日本の緩和ケアの認知度の低さに驚きました。それ以来もっと看護師の方々に緩和ケアの必要性を学んで頂きたいと思い日本の看護協会や大学、学校に友人を紹介して講演をしてもらいました。また過去14年間にわたり友人を通じてメルボルンでの研修旅行を企画してまいりました。今では日本でも緩和ケアの重要性が増して医療者や一般の方々にも緩和ケアの認識が深まってまいりました。これも東大阪プロジェクトの様な地域に密着したご活動のお陰だと確信致しました。まだまだ緩和ケアはターミナルケアという認識がありますが、もっと早い時期から関わり終末期には患者さんや介護者が自律性を持ち自分の気持ちを表出して納得出来る最期を迎えられる様になればと願っています。今は看護師の仲間と患者中心の医療を目指して患者さんの気持ちを表現出来る手段の一つであるAdvance Care Planning 人生会議の認識を広めて行きたいと思っております。貴プロジェクトでも取り上げて頂ければ嬉しいです。
  • 自分たちでも出来ることがあるのではないか?小さな事から考えていこうという気持ちになれました。
  • 医療者が、退院時の壁にならないように支援していくにはどうしていけばよいか考えさせられました。
  • 事例の患者さんについて、詳しくご紹介を頂きましてありがとうございました。がんの種類、進行状況によって、より効果的な治療が見つかることもあると思うのですが、その辺りの可能性が見えなくなった経過を詳しくお聞きしたかったです。また、多職種協働において、毎日カンファレンスを実施された中で、具体的な意思決定支援としてなさったプロセスをお聞きしたいと思いました。
    急性期病院の退院調整を行う看護師として、短期在院日数の中で、患者さんが望む家に戻りたいという気持ちに沿って、支援を先週していましたが、近隣の在宅医の把握も難しい中、他府県での調整をするという事が、今後も増えていくとしたならば、本当に大変な労力のいる事だという思いでいっぱいでした。でも、今回のシンポジウムを聴く中で、自身に常に問いかけて諦めずに調整をしていく中で、その人が望む療養場所への退院支援が達成できた時の患者さんの笑顔を見ると、また頑張ろうと思えますし、自身への問いかけで、自分の思考が障壁となっていないのか考える良いきっかけを作っていただけて本当にありがとうございました。
  • とても勉強になりました。連携や体制が整っておられ、体制の重要性を感じました。また、私自身、患者様の思いをしっかり聞けているか自問自答する機会となりました。様々な気づきの機会をありがとうございました。
  • MSW(PSW)の西さんの関わりに感銘を受けました!
  • 勉強にものりむしたが、明日からの仕事のエネルギーにもなる、とても有意義な研修でした。
  • 大変充実したもので 参考になった。

【今週の東大阪プロジェクト】
東大阪プロジェクトの活動の一部をご紹介させていただきます

>ぜひご参加ください<<

【縁起でもない話をしよう会・第29回(参加費無料)】

アドバンスケアプランニング研修会のご案内です
ご興味をお持ちの方は、是非ご登録ください!

(先着90名となっています、お早めに!)

【申し込み】

https://88auto.biz/higashiosaka/registp/entryform35.htm

普段はあえて口に出さない「縁起でもない話」を語り合おう!という趣旨の会。

お気軽に申し込みください!

話題提供:
ビリーブメントカンファレンスへの取り組み

公益財団法人豊郷病院 血液浄化センター
透析看護認定看護師 鉾立 優作さん

後半は、話題提供を受けての語り合いの時間。
5名程度のグループとなり、自由に縁起でもない話をしていただけます。

日時:令和5年8月24日(木) 19時30分から21時
場所:オンライン(Zoom)
定員:90名程度
参加費:無料

クリックするとPDFが拡大表示されます

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