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「縁起でもない話をしよう会・第10回東大阪プロジェクト」を開催しました

東大阪プロジェクトのクレドは、

出会うことで人が動き出し、ともに未来を変える
~穏やかなエンディングを~

コロナ禍で失われている出会い、交流の場を提供する活動のひとつとして、「縁起でもない話をしよう会」を開催しています。
この会は、医療や福祉に関わる方々と地元の人々が参加する、鹿児島・妙行寺発の地域交流イベントです。
普段はあえて口には出さない「縁起でもない話」を語り合おう!みんなで!という趣旨で、これからの人生をいかに生ききるかを考える、きっかけ作りの一つです。

今回も参加者は本当に多職種で、緊急事態宣言が明けてすぐの週末の夜でしたが、総勢56名の皆様にご参加いただきました。
本当にありがとうございます。

会の前半は、「お金で選択肢を閉ざされない人生を」と題し、プレデンシャル生命シニアライフプランナーである青木共子さんに情報提供をしていただきました。

20代のうちからの生命保険を用いた資産形成や子どもの教育資金相談、介護や相続問題に備えるライフプランニングを得意とする青木さんと共に、人生の大きな選択につきまとう考えるお金の問題。
いざ決断の時!になて「知らなかった…」と困らないように、ライフプランナーと一緒に考える機会となりました。

残りわずかな時間…
せめてお金の心配はしなくてもいいよ…
と語られた青木さんの言葉の重み。
しみじみと感じ入りました。

会の後半は、テーマに沿って自由に語る会。
話題提供で説明のあった「リビング・ニーズ特約*」を受けて、
テーマは、「余命6ヶ月、3000万円を手にしたとしたら、あなたは何に使いますか」。
*リビング・ニーズ特約とは
被保険者が「余命6カ月以内」と判断される場合、ご存命中に死亡保険金の一部または全部をお支払いするサービスです。
https://www.prudential.co.jp/company/philosophy/first.html

5名のグループに分かれて、20分間(2セット)、自由に語っていただきました。
語った内容はその場だけで、もちろんのこと、外に出ることはありません。

テーマに沿って考えることで、自分が大切にしているもの、こと、ひとなどが自然と整理され、「縁起でもない話」が出来たのではないでしょうか。

会の終了後、参加者のみなさまから感想をいただきましたので、いくつかご紹介させていただきます。

・余命6ヶ月で3000万円…のワークテーマは、先を考えるだけでなく、自分がどう生きてきたかを振り返る貴重な時間でした。お金の問題は避けられがちでもありますが、今回のようにライフ全体を考えて、その上でお金のために選択肢が狭まらないために考える、という捉え方は大事だと思いました。・お金をきっかけに自分の人生を振り返り、自分の人生の先を見つめ直す。大切にしていることは何か。家族以外で相談できる人はいますか?本当に重要なことです。もっともっと多くの方に知っていただきたいテーマだと感じます。

・生きていく上でやはりお金は大切ではあるが、それを口にするのはなぜか控えてしまいがちな内容である。それか、具体的に考えられていない内容なのかもしれない。今回の研修を通して、一人一人がどのように生ききるために、お金をどのように運用するべきなのか考えるきっかけになったのではないかと思う。

・研修を受け、生命保険に対するイメージや考えが変わりました。ACPそのものだと思い、難しいかもしれないけどライフプランナーさんに病院で一緒に患者さんに介入してほしいなと思いました。初めて、余命半年だったらと自分で考える機会をもらい、実際にすぐに答えは出ないと気づけました。やっぱり余命がわかっても希望を叶えるには時間やお金の準備が必要だと感じ、もしものことを考えて普段から準備できることはするべきだと思いました。

・自分のために使う生命保険と人生に寄り添うライフプランナーを知り、ブレイクアウトルームで共有、深めることで、自身の中に合った望みや価値観の気付きや表出ができました。心地よくあたたかな受け止めをしていただき、感謝です。

・私自身が相談したいと思いました!オーダーメイドライフプランは私達が進めているACPにも通じるものがあり、その方の意思(家族・キーパーソン・職歴・何を大事にして今まで生きてこられたか)が聴けると思いました。お金のことを相談できる信頼関係が必要なんですね。本当に勉強になりました。

・良い商品や仕組みが出来上がるまでには、それに勝る実現させる思いがあることが改めて理解できた。また、その熱い思いが生まれる前には、青木さんが何度も口にしていた「感動」があること。働く場所は違うけれど、私も日々感動しながら人に関わりたいと思いました。
お金という切り口は必ず必要な話と思います。

・青木氏のお話は、リビング・ニーズ特約の話からライフプランナーとして、その家族の未来予想図をしっかりと聞き取り、その時に用意しておかなければいけないお金の事や将来の夢について書き込み提示されている様子が素敵だなと思いました。

・いざという時にお金が理由で選択肢が閉ざされないことが重要!という言葉と、自分の死期が近いことを悟った時、お金の事を相談できる家族以外の人の専門職はいますか?と投げかけられて、「いないな~」と思いました。

また、下記のような建設的なご意見もいただいています。
今後の運営の参考にさせていただきます。

・もう少し具体的なお話も伺いたかったです。保険がとてもよい方向に働いた例や、残念ながらうまくいかなかった例などもあれば。

・青木さんのお話はとても分かりやすく、かつ心が動かされるものがありました。お金というものは多すぎても困るし少なくても困る・・・その時にある程度「選べる自由」があることで、穏やかになれる可能性があることを考えさせられました。後半の小グループでの話し合いは時間的にもう少し頂きたかったな、という意味で満点満足にできませんでした。話題は一つでも良いので、じっくりお話を聴いたり味わったりできるとありがたいです。今回はとても短く感じてしまい(それほど楽しかったからだとも言えますが)会が終わった後も、しばらく余韻に浸りながら過ごしました。

全ての職種が自然と関われる「真の地域包括ケアシステム」の構築を目指し、東大阪プロジェクトはこれからも講演会・研修会を定期的に開催していきます。
ぜひご参加ください。

【縁起でもない話をしよう会・第15回東大阪プロジェクト】
日時:3月5日(土)18:00~19:30
定員:50名程度
対象:どなたさまでも(地域制限はありません)
<前半>
話題提供:葬祭ディレクターのお仕事とは
講師:一級葬祭ディレクター 山田貴弘 氏
<後半>
話題提供を受けての語り合いの時間。
5名程度のグループとなり、自由に縁起でもない話をしていただけます。
▼詳細については、以下記事をご参照ください。
◇facebookはこちらです◇
▼お申し込みは下記からでも出来ます
https://88auto.biz/higashiosaka/registp/entryform9.htm


※クリックすると拡大表示されます。

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